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掲示板の主旨に反する投稿は掲載されません。掲載の是非は管理者が判断いたします。予めご了承願います。
らるらるさん (93skod5q)2024/4/19 23:18 (No.103043)削除
【名前】
ルーク・シャーディス

【ニックネーム】
ヤードのシャーディス
ルークス
ペテン師のルーク

【年齢】
28

【性別】


【所属】
クラメットマフィア

【性格】
自由で飄々としている。冗談特にブラックジョークを好むサディスト。軽口やちょっかいをかけては周りを怒らせ、その反応を見て笑い出す。厄介者だ、また掌返しが凄く、プライドもない寧ろ開き直るため本当に困った性格をしている。嘘や本当かも分からないことを何度も言う。その癖、秘密主義者なところがある。真面目な人とは仲良くなれないだろう

【容姿】
オレンジのグラデーションがかった髪色
糸目でいつも笑顔を浮かべている
髪型はハーフアップで後ろに結んでいる
ハイネックのぴっちりした黒の服にネックレス
上に黒の革ジャンを羽織っている。
下は穴あきのデニム
靴は厚底シューズ
身長は175cm

【持ち物】
拳銃
サーベル
手錠

【能力】
「ポジションチェンジ」
自分と相手の位置を入れ替える
自分と相手は半径2m以内にいないといけない
自分と相手以外に人がいると使えない
相手が自分に対して明確な敵意を持っていなければ使えない
使う際は正面から顔を見つめないといけない
1度使うと、3ロルの間使えなくなる
1度使うと、3ロル動きが遅くなる
1日に2回までしか使えない
という制約がある
【過去】
元々はロンドンスコットヤードに所属していた警察官だった。しかし、汚職や賄賂を見て警察というものに幻滅し……挙句の果てに汚職警官を撃ち殺してしまった。逃げるように姿を晦ました後……マフィアのファミリーとして生き抜くことになった。警察でもかなりのエリートだった為、コネは今でも聞く様子。皮肉なことに汚職を嫌っていた自分が汚職させることになってしまったのだ。

【備考】
一人称僕で基本ゆるゆるな口調
二人称は呼び捨てか君たち
好きな物はスイーツとお酒
嫌いなものは特に無し
マフィアの中では異端児として有名
かなり残虐非道な部分も持ち合わさているとか?
【SV】
「僕は、ルークだよ。ただのルーク。よろしくね?」
「にゃはは〜まぁ、そうカリカリしないの〜血糖値上がっちゃうよー?」
「おおぉ!!こいつはおもしれえ!!!なーんてね?無様すぎて笑えちゃうよー笑笑」
返信
返信0
らるらるさん (93skod5q)2024/4/19 23:06 (No.103042)削除
【偽名】
𝓙𝓾𝓵𝓲𝓮𝓽 𝓫𝓮𝓵𝓵 𝓐𝓻𝓪𝓭𝓲𝓪
(ジュリエット・ベル・アラディア)

【本名】
塔和美空
(とうわ みそら)

【2つ名】
夢見る絶望少女

【年齢】
17

【性別】
女性

【所属】
MOD

【性格】
「私は私。あなたも私。この世界の住人は全て私のキャラクター」
彼女にとって、自分以外の人物は全て自分という人生に出てくるサブキャラクターに過ぎない。彼女が主役なのだ。そう簡単に言えば自己中心的な性格で、周りをどれだけ巻き込んで迷惑をかけようが、世界を巻き込んだ大事件を起こそうが結果的に彼女がそれらを良しと思えば悪いことをしても関係ないのである。彼女は自分以外の景色や人が白黒もしくはセピアカラーにしか見えない。そう、ここは劇場。彼女は今日も空を舞う。また、彼女は目的の為ならば犠牲を厭わないという徹底的な合理性を持ち合わせている。要は人の心なんてものがないのだ

【容姿】
空色の綺麗な髪をロングウルフの髪型にしている
目は長いまつ毛にタレ目気味の光のない青い瞳
ほっぺたに虹色のはーとをペイントし
左にヘアピンをつけている。
体型は痩せ気味
服装は現代のセーラー服のようなものを着ている
どこで仕入れたかは秘密である。
彼女の背中には画像のようなタトゥーが彫られている
身長142
スリーサイズ
46
35
42

【持ち物】
ナイフ
アヘン
モルヒネ
薬物用注射器
ハンカチ

【能力】

『悪魔の道案内』
この能力を使用するには、羊皮紙1枚と羽根ペンと自身の血液とチョークが必要。
紙は未使用の羊皮紙でないといけない。
清められた物は使えない
1回につき、チョーク1つ、羊皮紙1枚、羽根ペン1つ、血液2滴ほど消費する。
そして、発動するのに集中しないといけないため(2ロル)分消費しないといけない。
集中する時は、地面に逆五芒星の魔法陣をチョークで描き、その真ん中に跪き、手を握り瞳を瞑る姿勢で集中する
また、少しでも集中を妨げられる。例えば、妨害されたり、意識を混濁させられたり、攻撃を食らうをされると最初から集中しないといけないためもう一度2ロル消費しないといけない。
その際、羊皮紙、羽根ペン、血液、チョークは新しく用意しないといけない。
集中し終わり、準備ができたら
ライターなど火をつけれるものを用意し
羊皮紙と一緒に自信の髪の毛1つ取り、その羊皮紙と髪の毛を燃やす。そうすると、燃えカスになった灰の中から黒い羊皮紙が産まれ、その羊皮紙を手に取り宙へと投げる。すると、黒い羊皮紙が浮かび上がり目の前に来る。それを自身の血液につけた羽根ペンを使い、黒い羊皮紙の中心にペン先を当てると、自身を中心に直径5mの地図が浮かび上がり、5m内にいる敵、味方関係なく人物の位置が表示され、今まで移動した道のりも表示される
表示されている敵、味方のうち1人を羽根ペンで触れるとその人物に近づくための最短距離が描かれる。ただし、1回しか使えない。
また、表示された人物はトイレの男と女マークのような形で表示される。
表示されることでわかる情報は人物の名前の頭文字と性別と年齢と敵か味方の判別である
この地図が敵に見られると地図が消えてしまい
強制解除される
敵は白で味方は黄色で表示される。表示された人物が移動すると、地図も更新されてどこに向かうか見ることが出来るため、敵が来てる、離れてく等を知ることが可能。また、敵、もしくは味方が瀕死の時は表示の色が赤くなる。味方、敵が状態異常を受けている時は紫に変わる
死亡または気を失うと表示の色が灰色になる
地図は4ロルの間まで使うことができ、4ロルを迎えると自動的に消滅する。それにより能力が解除される。解除されたらその日はもう地図を生み出すことができず
4ロルの間、眠りについてしまう。その間は何されても目覚めることは無い。

【過去】
彼女の親は水商売で出会った嬢とオーナー
故に彼女が物心着く頃には自然消滅。そこから彼女はスラムで中学生まで育ち、中学三年から船に密航しあちこちの国へと行き様々な文化を得ながら旅をしていた。そして、不安定な思春期をどう乗り越えていたかは簡単。売人やらマフィアやらギャングやらから薬を買いそれを服用し耐えていた。故に彼女は麻薬中毒者だ。彼女は薬をパクったことでチンピラやギャングに追われていて能力を使い殺害したところ腕を見込まれてMODへと気がついたら入れられていた。




というのは彼女の薬による妄想
実際彼女は日本人。彼女の両親は既に他界済みで物心着いた頃には吉原にて遊女として育てられていた。お茶くみから雑用などやらされていくうちに彼女は段々とストレスを溜め込み。ある日、イギリスの貿易船を見かけた美空は海外を見てみたいという好奇心により隠れて乗船し、イギリスにつき隠れて下船し、そこから貧民街にて生活をし、たまたま人から財布やら食料をスリで盗った所、薬を見つけ好奇心から始めてしまった彼女は次第に人格崩壊し妄想癖が産まれ、今の彼女へと変わっていった。そこから自分はもう死に、今はジュリエットとして産まれたと錯覚し始め偽名を名乗り始めた。幼いながらも優れた才能をふんだんに利用し、虎の威を借る狐とはまさにこの事MODというギャングの看板を使えば、さらに自由に動けると考え、MODへと入ることになった

【備考】
一人称は僕
二人称は君たち、さん付け
ラリってる時、ヤク切れの時は情緒が不安定なため定まっていない
好きな物は麻薬とスコーン
嫌いなものは生物とヤード
彼女は今も夢から覚めていないらしい
本名を知っている人は極わずか

【SV】
「僕は、ジュリエット……君は誰かな?」
「くそ!くそくそくそ!!くすり!すりをよこせせせせせ!!わらひのまえにちかよるななな!!」
「ふふ、君たちと出会えて嬉しく思うよ?だけれど君たちはサブキャラだ……主役の僕の前じゃ無に等しいのさ」
「おまえららららはぜぜんぜんいんてききてきてきだ、!ころしてやるrrr!!」
返信
返信0
らむねさん (93s6mbuh)2024/4/19 16:33 (No.103005)削除
【名前】
 メレヴィル

【年齢】
 22歳

【性別】
 女

【所属】
 クラメットマフィア

【性格】

一言でまとめるならば大人しく、礼儀正しい。
感情の起伏もわりと少なく、怒りという感情は無いに等しい。
それでもコミュニケーションの取り方に目立つ難点はなく、誰に対しても丁寧な口調で話す。ただ常に他人の機嫌を窺うような態度をとっており、どこか1歩距離をとって他人と接してしまいがちではあるけれど。

命に関わるようなことでない限り様々な雑務は率先して行おうとする。多額の賃金や評価は求めておらず、ただ生きていけるだけの衣食住を失わないようにできればいい。それだけ。

幼少期の頃の環境のせいで自分のことを積極的に発信するのが苦手。なにかあっても独りで飲み込んでしまうことが多々。良くも悪くも、それで消化できてしまうのだ。
むしろ、吐き出してしまった方がボロボロに壊れてしまうかもしれない。
自分の意思が無いわけではないけど、相手の機嫌を見て口を閉ざしたり、そもそも自分がどうしたいかわからなくなったり。



───優しい愛情と、心地よい温もりは心のどこかで求めているけれど。自分程度の存在がそれを望むのは酷く烏滸がましいから、せめて受け取る側ではなく与える側として生きれたら。

そんな想いで今日も生きることを選ぶ。


【容姿】

身長は157㎝。筋肉はあまりなく、細身。
色白な肌…といえば聞こえは良いが、青白いがイメージとしては適切だろう。不気味なほど白いわけではないが、どこか不健康そうな影が漂う。

ストレートグリーンの髪はショートカットで、ぴょこぴょこはねているところもちらほら。

下がり気味の眉は気弱そうな印象を与えるだろうか。
少々じと目で目付きが良いとは言えない瞳の色はマリーゴールド。
その下には染み付いたような隈がうっすらと。

右目の下には右頬から鼻に向かって1つの傷痕がある。昔できたもので、当時手当てなんて一切しなかったせいかそのまま消えない痕になってしまった。

口を閉じていたりしていると見えないが、八重歯がある。口を開けたときにチラリと見えるかもしれない。

×××××

基本屋外ではオリーブ色のハンチング帽を被っている。お洒落ではなく、頭部の保護が目的。

彼女の服装の特徴でもあるネイビーカラーのオーバーオールはデニム生地でできている。作業着として常日頃身に付けているため土汚れやボロい箇所がいくつも見受けられる。また、道具や小物を入れるためのポケットが至るところに存在する。

オーバーオールの下は白い長袖のワイシャツ…といっても、作業などで汚れたり擦れたりしてしまうため綺麗な白ではないけれど。
袖を肘辺りまで折り畳んで捲ることも。

オーバーオールと靴で見えないけれど、ハイソックスは履いている。色は白や黒、シンプルなもの。

足元は茶色のカントリーブーツ。もちろん新品ではなく使い古したもの。

×××××

作業着=普段着の感覚のため、寝るとき以外はほぼこの格好。
流石に泥汚れや砂ぼこりにまみれた服で誰かと約束して会う…のは相手に失礼なので、所謂よそ行き…といっても極々シンプルで装飾も少ない衣服を数着は持っている。


【持ち物】
鞄などは持たず手ぶらが主。オーバーオールについているポケットなどに道具等が入っている。

胸当てのポケットには
・メモとして使う紙束
・ペン

尻ポケットには
・ハンカチ

腰周りのポケットには
・軍手

右腰の縦長のポケットには
・30cm物差し

左腰にあるハンマーループには
・持ち手が木製のハンマー

太もも辺りのポケットには
・剪定鋏などの園芸用の鋏


オーバーオールを着ている場合、これらは基本的に常に持ち歩いている。
また、持ち手含めて1m程のシャベルは必要であれば持ち歩くことも。


【能力】
『植物の記憶を共有できる』

草花、樹木…彼らが見聞きしてきた出来事を知ることができる。…つまりは、過去の出来事を知ることができる。
過去を知るといっても、植物視点での視覚、聴覚、嗅覚で得る情報が脳裏に共有される様なもの。
雨の匂いや音、仄暗い空から当時「雨が降っていた」ことは分かるけど「蒸し暑かったか、寒かったか」といった気温などまでは分からない。


《発動条件》
まず前提として、〔地中または水中に根を張っている植物〕であることが必要。
摘まれたりし、根と茎が切り離されたりしているものからは基本知ることはできない。
(※例外として、摘まれてから “一時間以内” のものであれば通常より情報量は少ないものの、知ることは可能。)

次に〔土、または水面から顔を出している状態〕であること。種子は不可、苗木なら可能…といった具合に。

上記を満たした植物に対して〔両手で触れて、目を5秒以上閉じる〕ことをすれば能力は発動する。
──ちなみに、発動する際に本人の意思は関係ない。


《能力詳細》
例えば…
木の下で次の待ち合わせの約束を。「○日後の○時に此処で会いましょう」
──この能力を使えば筒抜けです。
もちろん100%の成功率ではないし、植物の種類によっても差が出るのだ。

( 以下、ダイスは全て1d100で回すものとする )
( 記載を省略しているが〔両手で触れて、目を5秒以上閉じる〕は必須 )

・雑草
※道端に生える生命力の強い野草など。主に鑑賞目的で栽培しないような草花(タンポポやドクダミなど)も該当する。

両手の平で覆い隠すことができない量またはサイズの雑草でないと、情報を得ることはできない。
該当する雑草全体を優しく包み込む様に触れ、目を閉じれば能力が発動する。

〈90以下で成功〉


・花
最低一輪あれば発動可能。
つぼみの時よりも開花している時の方が明瞭な情報を知ることができる。

花弁でも、葉や茎でもどの箇所でもいいから両手で触れ目を閉じれば能力が発動する。

〈85以下で成功〉


・樹木
大きく3種類に分けられ、触れ方がそれぞれ異なる。

*低木
幹や枝、葉など適当な場所に触れて目を閉じれば発動。

*樹
幹にしっかりと両手で触れ、更に “額を幹に触れさせた” 状態で目を閉じれば発動。

*切り株
年輪が描かれている箇所に触れ、目を閉じれば発動。
年輪に傷や汚れがあればあるほど知り得た情報にノイズがかかって不明瞭になる。

〈いずれも80以下で成功〉


《捕捉》
上記の成功率は「過去1ヶ月以内の出来事をざっくり」と知ることができる程度。
能力発動時間を長くすることによって得ることのできる情報の質や量は異なるため、「更に遡った過去のこと/詳細な出来事」を知りたい場合は “追加ダイス” を振る必要がある。

①更に遡った過去
 →〈50以下で成功〉
②詳細な出来事
 →〈40以下で成功〉
③更に遡った過去+詳細な出来事
 →〈25以下で成功〉
(※①と③において遡るのが1年以上前だと「遡る年数×2」の数値で成功率が下がる。)


尚、雑草は得られる情報が元々少ないことから、花は1ヶ月以上咲き続けるものは多くないことから便宜上追加ダイスが適応されるのは “樹木のみ” とする。

(また、也相手やイベント主催者の意向によっては追加ダイスの成功値は±15の範囲での変動と、適応範囲の増減を可能とする。)


《デメリット》
・能力発動中は自力で身動きがとれない。
‐‐‐両手が塞がり、目も瞑っているのだ。持ち運びが可能な状態の植物であれば自力で多少の移動はできるだろうが、限度がある。

・〔両手で触れて、目を5秒以上閉じる〕描写を(自分のロルのみで)3ロル以上続けていたら “視覚” “聴覚” “嗅覚” のいずれかに『異変』が生じる。


『異変』について▼
1d3を振り、出た目によって発生するものが変わる。

「1」…“視覚”に2段階で異変が生じる
1回目では視界がぼやけ、不明瞭になる。上手く見えないけれど、人がいるとか、物があるとかは認識できる。
2回目で視覚の機能を失う。盲目。暗闇。何も見えない。ないよ。ない。

「2」…“聴覚”に2段階で異変が生じる
1回目では聞こえる声や音にノイズがかかるようになる。会話をしても上手く聞き取れないし、小さな物音なんかは感知できなくなる。
2回目で聴覚の機能を失う。無音。自分の声も何も聞こえない。それに伴い上手く喋れない、なんてことも。

「3」…“嗅覚”に異変が生じる
嗅覚の機能を失う。何も匂いを感じない。それに伴い味覚も鈍くなるらしい。

『異変』は発症してから12時間が経過すれば治る。


・成功か失敗かに関わらず、“追加ダイス”を1日に2回以上使った際も回数分『異変』が生じる。
(1日に2回使ったなら異変ダイスは1回、3回なら2回…)

・“追加ダイス”を使用し失敗した場合は『異変』に加えて、情報量に脳が耐えきれなかったということで『気絶』してしまう。
気絶時間は1ロル分と短いものの、1ロルは一切自力で行動できなくなる。


「……過去を知れたって、歩んできた軌跡に手を加えることはできないんですけどね」


【過去】

---裏社会で産まれ、一時期表社会で育った後に…また、裏社会で生きることとなった話---

「…貴族かどうかは覚えていませんが、少なくとも裕福な家だったとは思います」
物心ついた頃には、既に地下室での暮らしをしていた。覚えているのは、両親と、姉や兄が複数いたことと、全員が能力者であったこと。

地下室へ入れられた理由は単純。
『無能力者だから』
『一家の恥だから』
記憶にあるのはそればかり。だから「私は無能力者だ」と思い込む。
本当は産まれつき能力を持っていたのだけど。
発動条件が他の家族よりも限定されているものだから他者は無能力と判断し、当の本人も周りからの言葉による強い思い込みにより、自分が能力者であることに気付くのは遅かった。

よそ者に『無能力者の子供がいる』ことがバレないように、日中は地下室で過ごし、夜中に庭の草木の手入れをする。無能力者とは極力関わりたくなかったのか直接的な暴力はなかったものの、気に入らないことをしでかせば当時腰辺りまで伸びていた髪を引っ張られ罵倒される。
そんな生活から逃げ出したのは11歳のとき。『明日、家族で出掛けよう』と、言われた日のこと。嬉しそうに笑顔の花を咲かせた夜のこと。

「両親が私を売ることを話しているのを知りました。いつも通り夜に庭の手入れをして…」
「あのお誘いが嬉しくて、植えてある木に思わずぎゅって目を瞑りながら抱きついて…その時、知ったんです」
自分が能力者だと知ったのはそのときだった。能力を自覚した。
ただそれはあまりにも遅すぎた。姉や兄と同じ愛情を両親から注がれることはないと悟っていた。

入り乱れた思考と感情は逃げることを選ぶ。
年数が経ってボロくなり始めている柵の下をほふく前進で。
長い髪の毛が柵に引っ掛かる。
慌ててほどこうと仰向けになる。

右目の下の傷はその時にできたもの。柵のささくれた箇所が、ちょうどそこに傷を作ったのだ。

**********

逃げ出した後は、運が良かった。その一言に尽きる。
恩人となる人物に出会い、彼の元で19歳になるまで表社会で過ごした。
陽に当たり、外で活動をして……
植物に関する知識や技術なんかは全て彼から教わったもの。

──それなのに、なぜ、また裏社会へと戻ってきたのだろうか?

「…その件については、できることなら話したくはないんです。話したことによって、恩人であるあの人に迷惑がかかることを、避けたくて」

「……でも、貴方が望むのであれば…お話し致します」

その時彼女の口から紡がれるのは、きっと些細な物語だ。


【備考】
一人称…私(ワタシ)
二人称…貴方、○○様/さん

[好き]
植物、星空
[嫌い]
暗闇、孤独


☆文字☆
言葉を話すことは難なく出来るけれど、学ぶ機会がなかったものだから文字の読み書きが不得意。クラメットマフィアに入ってから文字に触れる機会が増えたため、簡単な文章を読んだり、AやBなど単語1つずつならなんとか読める文字を書けるようになった。
難しい言葉や長文を読んだり、単語を組み合わせて文字を書くのはまだまだ未熟。
…代わりに、絵を描いて伝えることなら得意だ。模写が上手い訳ではないが、犬を描いて猫に間違われる…なんてことはない程度の画力。

☆身体能力☆
貧弱そうな容姿に反して、頭を使うよりも体を使って働いてきたためかそこそこ体力はあるし、重いものもある程度持てる。
また夜間に活動したり地下室で過ごしてきたこともあり、暗い場所で目が慣れるのは早い。
他にも雨の匂いに敏感だったり、木登りができたりと些細な特技らしきものを持ち合わせている。

☆植物☆
植物の育て方や手入れの方法に詳しく、自身を「見習い庭師」と称して草木の手入れなどをして食い繋いできた。クラメットへ入ってからもそういった知識を活用して、クラメットマフィアが所有する敷地の植物の手入れを行っている。

また、薬草や毒を持つ植物の知識もそれなりにあるため緑が生い茂る場所では役に立つかも知れない。


【SV】
「初めまして。私は"メレヴィル"と申します。…貴方のお好きなようにお呼びください」

「わ、すみません。お気遣いありがとうございます…ですが私は大丈夫ですので…」

「………私の…?あぁ、そうですよね。見た目が紛らわしいですかね…女ですよ。混乱させてしまいすみません」

「…あの、これはいったい…?あ、いえ!迷惑だとかではなく、なぜ○○様が、私に…?」

「髪は伸ばすつもりありませんよ?だって、ほら…引っ張られたら痛いじゃないですか。……。……あ!木の枝とかに髪が絡まったら、引っ張られてしまうじゃないですか、そういうことです…!」


「っあ…!ごめんなさい、ごめんなさい!!ごめんなさい゛…っ!!!」


「……ありがとう、ございます」
返信
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野崎さん (93k51jed)2024/4/14 01:26 (No.102394)削除
【名前】Abel=Armani (アベル=アルマーニ)

【年齢】41歳

【性別】男

【所属】M.O.D

【性格】拘りも誇りも好きも嫌いも燃えるゴミの日に出してしまった軽くて薄っぺらい男。
その性格は口数の多さや軽口に現れている。
また、元来の遠回しだったり意味深な言い方のせいで誤解を招きがちなのを本人は気にしていない(もしくは気づいてない)。

当然のように好奇心旺盛で飽き性だが、料理には強い関心を示しており、暇があれば何かを作っているほど。
また、食事は人の心すら満たすと信じており、さらに言えば美味い食事ならより心は満たされるはずである。

彼自身に物欲はほとんど無く、金の使い道は誰かへの贈り物だったり、もしくは飲み代や仲間たちとの食事会、あとは調理器具や珍しい食材に消えがち。

ついでに、善悪の観念も捨て去った彼は、法や道徳心にあまり関心がない。法を犯すと面倒になる。程度の認識で、それは彼の中の優先順位で最も下にあると言っていい。

自己よりも他を。
彼が料理の次に愛するのは親しい者達の(親しいと思っている者達の)健やかな姿である。現在その自己犠牲とも見られかねない好意は仲間達に向けられている。
その好意、善意が一方的だとしても、仲間を愛する彼は出逢えばハグのひとつでもしたいし、目が合えば雑談に花を咲かせたい。最近は健康かな?困り事は?健やかに生きてるかい?怪我なんかはしてないだろうね?疲れては無いかな?食事はもう済ませた?3食食べてる?
お喋りな彼は仲間達の近況に強い関心を持っているし、何かあれば是非とも頼って欲しいと思っている。その無償の愛が伝わっているか、伝わった上で好意的に捉えられているかは割とどうでもいい。


【容姿】
200cm、98kg


大柄で存在感のある男。
背筋がピンと伸び、腕も脚もスラリと長く、面は美形と言って差し支えない。大抵の婦女子を抱きかかえて運ぶには最適の体格!

見る度に印象が変わる彼は、二枚舌ならぬ二枚面か。


コーヒー色の髪はくせっ毛で、跳ねる毛先が鬱陶しいのかハーフアップに縛る。毛量は多め。長さは肩より僅か下ほど。
前髪は長く、向かって右側をかきあげて耳にかけている。左側は根元から立ち上げておろしており、左から見ると表情が分かりにくい。
オールバックやそのままおろした無造作な髪型にしていることもあり、服と合わせて印象が変わる。
肉厚の瞼は一重であり、目尻が少し垂れている。ハイライトのない黒目がちな眼球。目つきは鋭く、常日頃から浮かべる笑顔が無ければ威圧的にも見えるだろうか。

しっかりとした肩幅に分厚い胸板、腹筋はしっかりと割れており、腕や脚などは太く全体的に筋肉を感じさせる。身長も体格も良い巨体だが、動けるような筋肉作りを心掛けているようだ。
唇を横切る傷跡が特徴的で、右目の下に黒子が一つ、耳にはリングピアスが二つ。
胸元にはツーフェイスをモチーフとした仮面のタトゥー、舌にはサソリモチーフのタトゥーが入っている。

シャツにネクタイをキッチリ締め、襟の立ったフロックコートを頻繁に着用する。オックスフォード・シューズは大きな足に合わせたもの。
スラム街から拾ってきたようなツギハギのボロ布からフルイブニングのタキシードまでを幅広く用意しており、TPOや相手によって服装をガラリと変えている。
どんな服装であろうがコートは黒く、そうでなければ手袋が黒い。
ラフなインナーに革製ジャケットだけの日は休日だともっぱら決まっており、首からじゃらりと引っ掛けたネックレスが特徴。

ベルトには銃をしまうためのホルダーが装着され、コートの裏地にも同様に。ブーツの爪先には薄手のナイフを、カフスボタンやネクタイピンも毒針の仕込み武器になっている上に、手袋を付けていない日限定で人差し指と中指につけるゴツいリングは毒薬のカプセル入れ。




【持ち物】
毒物
殺しの道具として、遅効性と即効性のものを持ち歩いている。当然、解毒薬も交渉に持ち込むために持ち歩いている。

拳銃
口径や種類に興味は無く、引き金を引いて弾が出ればなんでもいい。胸のホルスターと腰のホルスターに一丁ずつ。

ハンカチ
紳士として当然の物。

紙とペン
良く仕事と称してお使いを頼む為に持ち歩いている。字は綺麗な方。

ナイフ
靴に仕込んでいるものが一つ。それの予備が二本。簡素な取っ手もある為手に持って使うことも出来る。

スキットル
能力発動の為とは言っているものの、単純に酒を飲むのが好きだから持ち歩いている節がある。自分しか飲まないため割と適当なせいで、僅かに酒が残ってても別の酒を注いだりしてる。

【能力】
"What will be, will be !!!!!!"

酒に酔えば酔うほど、怪我は彼から遠ざかる。酒を飲んだ時の口癖か「なるようになるさ!!!」

アルコールが回っている時の彼は神の加護と見紛うほどに負傷しない。彼を狙った銃弾はくしゃみのせいで標的を失い、投げ飛ばされてもその向かう先にはクッションのようにゴミ袋が詰んであったり。酔っ払いほど、怪我をしないものである。また、自分が抱えている、抱きしめている相手や物品に対しても発動する。

攻撃(自身の肉体を傷つける外的要因に対して自動発動)を受ける際に判定。
1d100
1~9 怪我を無傷に。さらになんやかんやあってカウンター発動。(花瓶が顔面に飛んでくるとか、バナナの皮を踏んでしまうとかその程度。)
10~39怪我が3ランクダウン(致命傷がかすり傷に。拳銃を撃たれると薄い切り傷に。)
40~69 怪我が2ランクダウン(致命傷は軽傷に。銃撃が出血を伴う怪我に。)
70~89怪我がワンランクダウン(致命傷が重傷に。銃撃が骨折程度のものに。)
90~100 本来受けるはずだった怪我と同程度のものを負う。(ただし、能力は発動されるため、銃撃されるとなんやかんやあってサーベルが刺さったりする。)

【ルール】
①酒を飲み始めてから酔うまでに2ロル
②酔い始めてから能力発動。発動時間は4ロル
③途中で酒を追加する度に発動時間が1ロル増加
④酔いが覚める時、2分の1の確率で入眠
⑤酔いが覚め、普段通り行動出来るまで2ロル

補足
発動時間が伸びると行動に阻害判定が入る。

6ロル〜
真っ直ぐ歩けなくなる。飛んだり跳ねたりが出来なくなる。

8ロル〜
視界不良。人相の判別が出来なくなり、思考力も落ちる。

10ロル〜
能力終了時、嘔吐及び泥酔による入眠

【過去】

アベル=アルマーニはアルマーニ伯爵家の次男に産まれた男である。


淑やかな母親、勇敢な父親の間に生まれ、歳の離れた長男は優秀な跡取りであり、彼は悠々自適に好きな事をして過ごした。仲睦まじい家族であった。
学業、剣術、目利きや芸術など様々な事を習ったが、彼が一番興味を持ったのは〝料理〟だ。
剣術の訓練で得た技術は包丁捌きに利用され、目利きで得た知識は食材に使用される。厨房に入り込んでジャガイモの皮むきをしながら料理の技術を学び、アベルはどんどんのめりこんでいく。
料理番の知人であるレストランのオーナーに弟子入りしたのは16歳。成人して家を出奔してからは、そこで正式に勤め始めた。


しかし、転機が訪れたのは25歳の時。
レストランがギャングの抗争に巻き込まれて壊滅、恩人であるオーナーも死亡。

_______最悪な気分だ。
そう強く思った時に、彼の能力が発現した。


M.O.Dを知ったのは、銃弾飛び交うパブで1人自棄酒をしていた時である。周りに死体や怪我人が転がる中彼だけは無傷である事に興味を持ったM.O.D構成員に勧誘され、入団試験を経て加入したのは30歳の誕生日であった。



【備考】
M.O.Dでは料理人として食事の提供、情報収集をメインに活動している。


彼は料理人である。その腕は国一番と言っても過言では無く、彼の完全予約制の店はなかなか予約が取れないらしい。むしろ、何を作っても美味いモノしか出来ないのが悩みと言ってもいい。

彼の趣味は料理である。間違いなく料理である。週に3~4日しか店を開けないのは、材料の問題。彼としては週7で料理がしたい。それを拗らせた結果、顔見知りの飲み屋で軽くバイトをする始末。
真面目に料理をするのは自分の店だけだが、常に本気で料理するを心情にしている。
本気と真面目は違うのである。

金銭に関してはかなり稼いでいる方。稼いでる額と言うよりはあんまり使わないから貯まる一方で。愛しの仲間たちから金を貸してくれと頼まれれば2~3ヶ月過ごせる程度の額までならポンと出てくる。本人は別に返さなくていいと思っているけれど、意味深な言い方や裏の見えない軽薄な発言のせいで結構返ってくる。



【SV】
「おぉ、元気してた?元気ならいいよ、元気ならな?そっちは初めましてか、俺の名前はアベル。ただの料理人、仲良くしてね?」

「昼飯食った?なんか作るから、食っていきなよ。話したいこともあるし、ねぇ?」

「ん〜……?お、やっと来たな〜。もう始めてるからここ座って、俺は何品か作ってくる〜。いい子で座ってろよ?」

「やぁやぁ愛しい同僚諸君!今日はいい日だなぁ!え?いやいや、君らと会えたんだからいい日だろう?」

「どうしたんだい。俺でよければ話を聞こう。何か手伝えそうなら、手も貸そう。見返り?そんなの気にする仲じゃあないだろう?」

「…………彼らの邪魔をしないでもらえるかな。俺に手を出させないでくれよ。」
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薬袋さん (93h2lx7d)2024/4/11 21:55 (No.102119)削除
【名前】シャーロック・アーサー

【年齢】26

【性別】男性

【所属】クラメットマフィア

【性格】どんな役柄だろうがなりきれてしまうため本心は?と問われれば逃げてしまうだろう、それ以外は基本的にはこの世界で生きていけるのか?と疑問に思われる程に穏やかだが身の危険が迫るとゾクゾクしてしまう異様な性癖持ち。本心はぐちゃぐちゃに溶けて蕩けて心の奥底、扉の2重に閉められた奥に潜めているがそこまで辿り着くには何重にも重ねられた嘘を見破らなければならないため至難の業に等しいそこまでして隠さないとならない理由は本心が人を殺しても何も思わなくなってしまったと言う空虚の状態にあるためである

【容姿】金髪の髪は長く腰の上まで伸ばしており片目は長い髪の為隠れている。もう片方の目は蒼い瞳。緩やかに上がる口角は一見すると穏やかな雰囲気に見えるかもしれない。身長は179cm、シャツやセーターの上にカーディガンを羽織っていたりシャツにズボン、革靴等好んで着用している

【持ち物】帽子、マスク→変装のため身に付けている事が多い
鏡→身だしなみを整える為この道具がなければ混乱する事もしばしば
鞄→の中に護身用の銃を入れておりその銃は中折れ式のリボルバー職業は舞台俳優、仕事内容はあらゆる役になりきる事から"変幻自在の俳優"と呼ばれる事も

【能力】なし

【過去】両親は能力がなかった事に加え2人とも人気の俳優だった。その子供として生まれたのだから当然俳優として育てられ初舞台の時に事件が起きた。嫉妬による若手の俳優が射殺未遂事件を起こしたのだ。狙いは間違いなく自分だろうと直感したシャーロックはその犯人である俳優を突き止め正当防衛の末に殺しクラメットに入っている

【備考】一人称私、二人称名字付けの君、さん呼び、貴方
好きな物紅茶、甘い物
嫌いな物無用な殺し

【SV】「私はシャーロック・アーサー。あの探偵とは違うんだ。誤解はしないでもらいたい」
「貴方さえ望めばいくらでもこんな愛なんて差し出しても構わない」
「……はぁ、君とはやっぱりこうなる運命だったか。私は撃ち合いたくはないのだけれどね」
「……へぇ、私が甘い物好きだといつ知った?考えを改めないとならないね」
「ペンギン男メーカー」様よりお借りしました
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田中さん (916nvp59)2024/4/11 17:36 (No.102044)削除
【名前】 ジャンヌ( Jeanne )

【年齢】 20歳

【性別】 女

【所属】 クラメットマフィア


【性格】

「 お初にお目通り致しますわ、お客様 」

「 マーティン家に仕えるハウスメイド、ジャンヌと申します 」



バージル・マーティン直属の少女メイド。

薄い微笑み、瀟洒な振る舞い、てきぱきと素早い仕事振り。
どこからどう見たって優秀極まるメイドさんである。

マーティン家ではメイドとしての多種多様な職務の他に、上級使用人として鍵の管理や書類仕事なども行っており、非常に多忙。

誰に対しても礼儀正しく、誰に対しても物腰低く対応するのは使用人の鑑のよう。
その佇まいは良家の子女を疑うほどに凛としており、腰の低ささえも一種の礼儀作法だと錯覚してしまう。あどけのない表情がどこか貼り付けた仮面のように見えるのも、立ち居振る舞い次第で優雅に見えるものであった。


──────しかし。
それは、彼女の " ご主人様 " が見ている場だけの建前だ。


「 ご主人様の専属メイドであるジャンヌに、その口の利き方は何? 」
「 改めろ。二度目はないぞ 」


冷ややかな眼差しは、かすかな侮蔑を込めてあなたを見下す。
丁寧な口調は、つっけんどんでぶつ切り。 男勝りというわけではないが、兎にも角にも当たりが強い。

『 ご主人様のメイド 』である自らに多大なプライドを持っており、ご主人様に仕えない人間、ご主人様に認められていない人間は自分より下と見なしているが、あくまで無意識。
ご主人様の命令を聞くことは、彼女にとっての歓喜であり、生きる目的であり、何よりの満足感を与える行為。

自らの主に楯突いた者を、彼女は決して許さない。


無論、いつもいつもそうだと言うわけではないのが人間だ。
大きな命令が渡されていないとき、メイドとしての一般的な家事仕事をしているとき、稀に許される数少ないプライベートでは、よりいっそう素に近い彼女が見られるだろう。

時間に厳しく、精巧な意匠の懐中時計を常に持ち歩いている。秒単位で測る生き方は『機械のよう』と揶揄されることも。
どんな命令にも対応するべく、家事仕事全般から怪我の治療、薬品の調合、楽器の演奏、日常会話程度を数カ国語、暗号の解読、果てはカジノでのバレないイカサマまでを習得。
───────愚直なまでの完璧主義、なのである。

アルコールの類いに弱かったり、ホラーっぽいものに悲鳴をあげたり、可愛いものに目を輝かす女の子らしさは持ち合わせている。
だが、ジャンヌは『 女らしさ 』や『 女 』を極端に嫌うため、それらはすべて憎むべき事柄として気を引き締めているようだ。


人当たりが悪いわけではなく(所々に挟まるご主人様話や無意識で行われる見下しなどを省けば)意外に温厚な女である。




ジャンヌとどう話せばいいか分からないって?
─────彼女のご主人様を一度でも褒め讃えてごらんなさいな!




【容姿】

 " 彼女は、ご主人様のお人形だから "


化粧っ気の少ない顔立ちは、あどけなさとするどさがフィフティフィフティ。可憐な容姿はメイドらしく、少女らしく。
けれども『 女らしさ 』は極端にすり減らして、人形のように無機質で。


150センチの小柄な背丈は、幼少の育成環境を思わせる。しなやかな身体はメイドとしての仕事の成果か身長の割に筋肉があり、柔軟性にも優れていた。背丈に比べて力はあるほうで、重い物だって簡単に。
女性的な肉付きは良く、しかし胸はきつく縛り付けて隠し、数枚は持っている私服や潜入時の変装でも身体のラインは見せないようにしているようだった。

身体に傷跡は少ないが、その大半が背中に集中している。比較的新しいものも見受けられるようだ。左腕には無数の注射痕がある。
右足首をぐるりと囲う鎖のタトゥーと、鎖骨下に丸い焼印が特徴的。あまり他人に見せたくはないのか、露出の少なさはこれも原因か。

童顔だが、眉尻と眦が吊り上がったキツい顔立ちをしているため、親しみやすさはまったく無い。
全体的に薄顔気味。鼻も口もこぶり。少なくともヨーロッパ系の顔立ちではなく、どちらかと言えば東洋の雰囲気を醸し出す。向かって右目下にほくろがふたつ。

細い三つ編みに結った艶のある黒髪は、解くと腰上ほどのロングヘア。前髪は仕事の邪魔にならないよう目上でばっさり。髪質は一切癖のないストレート。
染め粉で黒く染めており、元は柔らかなクリーム色だ。僅かな一本すら黄を残さない徹底ぶりから分かる通り、水に濡れることを極端に嫌がる。
きりりと上がった眼は深い青、深海の底の色。
意志の強さを示すように鋭く睨みつけるのは処世術のひとつ。視力は非常に良いが、自分の目を何物よりも大事にしているため、保護用に眼鏡をかけている時も。


綿サテンのロングドレスは漆黒。埃や灰汚れを決して許さずいつだって黒一色。スカートの下にはペチコートを重ねており、品のある見目。それと正反対にエプロンドレスは純白。余計なレースや装飾のないシンプルなスタイルであり、機能性重視。ホワイトブリムは場合によってカチューシャとキャップを使い分ける。黒いパンプスはヒールのない動きやすいもの。

紛うことなきヴィクトリアン・メイドの立ち姿だ。
午前と午後で服装を変えるため、手持ちのドレスの枚数は多いほう。

ただしスカート・下に穿いたペチコートにはスリットがあり、普段はボタンで留めているが、外せばよりいっそう動きやすくなる仕組み。
右太ももにナイフと銃、発煙筒などを携帯するホルダーを取り付けている。
ドレスにもエプロンにも隠しポケットを複数取り付け、武器や仕事道具を持ち運んでいる。靴には鉄板を仕込んでおり、多少の衝撃は殺せるし蹴ると痛い。

いっぽう私服の数は極めて少なく、女性としては珍しいパンツスタイル。男物のパンツばかりを履き、こちらも可愛らしさや装飾を排した地味な格好ばかり。


アクセサリーは使用人であるために着けないが、首に掛けられたチョーカーだけは常日頃、どんな時であろうと着用する。ピアス穴は空いていない。



【持ち物】

《 懐中時計 》
ご主人様からの贈り物であり、文字盤にはダイヤモンドが埋め込まれた唯一無二。一秒たりとも遅れていない。

《 香水 》
ご主人様からの贈り物。ミントからジャスミン、ムスクと爽やかな香りではあるが、明らかに男性向けのもの。

《 目眩し用の発煙筒 》
スカートの内側に。
強い光を発する配合のもの、煙が大量に出るものを1、2本ずつ。煙は身体に害のないものなので、目眩しや人の目を集める効果しかない。

《 ルーペ 》
金色のチェーンが付いた、小さな手持ち拡大鏡。

《 リムファイアー・リボルバーS&W モデル2 》
アメリカ製のシングルアクション式リボルバー。
口径:32口径 弾数:6発
装填や排莢が素早く行え、口径の小ささも至近距離での護身用であればこれで充分。



《 革製トランクケース 》
28×50×17cm、おおよそ20インチの頑丈なトランク。
よく使い込まれており、大体の持ち物はここに!

┗《 紙とペン 》
紐でまとめた紙束、メッセージカードを携帯。

┗《 裁縫道具 》
針と糸数色、裁ち鋏、巻尺、端切れ布(とはいえ高級品である。)などをまとめたお針子セット。

┗《 カトラリー 》
指紋ひとつなく磨かれた銀食器類。持ち歩いたところで使う機会は無いが、武器としては役に立つ。

┗《 ハンカチ 》
ローレルの刺繍された真っ白なシルク製ハンカチを数枚。
汚れたものを拭く時用、人に渡す用など役割によって別のものを使用する。
『 V.M 』と刺繍されたハンカチは大事に持ち歩いているが、決して使用しない。

┗《 お財布 》
外出の際にパンやスコーンをひとつ食べるくらいのお金を。




《 スプリングフィールドM1863 》
アメリカ製のマスケット・ライフル銃。
口径:58口径 銃身長:100cm 重量:4082g
発射速度:2、3発/分 有効射程:180~270m

任務時にのみ携帯する愛用のライフル。
能力を使用し、相手方や周りにいる仲間から聞こえる音声で距離感を計測しての中・長距離射撃を得意とする。




【能力】

 " Keep in Touch "


 ─────────皆々様、どうかご静粛に!



端的に言うならば、相互通信可能のテレパス。

直筆のサインをもらった者に音を届ける。反対に、を聞くこともできる。通信可能距離はだいたい同じ街にいること。
『声』ではなく『音』であるため、任意の音を聞かせること(爆音を出して行動を阻害する、他人の声を送るなど)や、相手の環境音(人間盗聴器に成り得る)を聞くこともできる。

脳に直接干渉しているからか、耳を塞いでも意味はないし、時折、精神的不調を覚える人間もいるようだ。これを逆手に取り、裏切り者への拷問に使用することもある。


多忙なご主人様の代わりに情報を伝達したり、裏切り者の処理などを行う彼女にピッタリな能力だ。



《 ルール 》
① 接続対象の『 直筆サイン 』を持ち、視界に入れていること
(フルネーム・偽名不可)
(破損や水濡れで解読が難しい場合なども不可)

② 意識の無い者、錯乱状態の者、人間以外には使用不可。ただし聴覚がない者には問題なく使える

③ 連続通信は5ロルまで。クールタイムは3ロル

④ 同時接続人数は5人まで
(それ以上も可能だが、同時に全情報を処理しなければならないため脳に障害が出かねない)

⑤ 接続した相手には一瞬のノイズ音が聞こえるため、よほど何かに気を取られていない限りは気付かれる

⑥ 送信時に限り、音量の調節が可能
(例:混入する環境音の中から銃声だけを拡大して送る)

⑦ 3ロル以上の連続使用時はその場に立ち止まらなければならない



《 効果 》
① 任意の音を接続対象に聞かせる
(例:自身の声→声に出して話す)
(例:他人の声→聞かせたい声の主の肌と接触している)
※ どの場合でも環境音は混入するものとする
※ 併用可能


② 接続対象の音を聞く
(例:対象の声→相手が声に出したもの)
(例:対象の心音→脈拍などから身体状況を観測できる)
(例:対象側の環境音→対象が聞こえている音に限る)
※ 併用不可


【過去】

ジャンヌは元々、奴隷として売られていた子供である。

国籍も実の両親も不明で、物心が付いた時には奴隷商人の馬車にいた。
その商隊は貴族を相手に商売をしていることから奴隷(商品)に対しても教育を施しており、彼女も読み書き算数を学んだ。
鎖骨下にある丸い焼印は奴隷の証であり、現在でも色濃く残っている。

少女がおおよそ12歳時。
8年前にバージル・マーティンに買われ使用人として、そして戦闘員としての厳しい教育を受ける。今では彼にのみ従う " 便利な駒 " と成っており、本人もそれを望んでいるようだ。


3年前、バージル・マーティンの命令により、名を挙げ始めたストリートギャング・M.O.Dに所属する。
当時はクラメットにも所属していなかったために彼女の顔を知っている人がおらず、『ジャンヌ』ではなく『スラム街で生まれ育った貧困層の少女・ジェイド』として入団し情報収集に励んでいた。

M.O.Dに所属している最中は髪色は元に戻しており、更に現在とは違いスタイルを一切隠していないため、同一人物だと判断するには顔立ちしか手がかりがない。物腰も粗雑な庶民のふりをしていたが、唯一能力自体は偽らずに報告している。
任務が渡されるようなことがあれば、例えクラメットが関わろうときちんと行うところに几帳面さが滲んでいた。

その状況が変わったのはつい二、三ヶ月前。
定期的な暗号連絡しか取っていなかったバージル・マーティンから、新しい命令がくだったのだ。
同時期には素性をやや怪しまれていたこともあり(スラム街出身にしては学があること、貴族の構成員や元クラメット所属者には一瞬でもメイドとしての顔を見られている可能性がある。入団タイミングでは貴族関係者が所属しているとは判明していなかったため)、ジャンヌは他国を経由して主人の元へ帰還、正式にクラメットマフィアの一員となった。




【備考】 誕生日:9月3日

《 業務 》
マフィア構成員としての業務は、バージル・マーティンの元で情報伝達に始まる情報全般の管理、裏切り者の捕縛・拷問・始末などを行っている。
彼の指示も業務も無い時間は他の班や構成員のヘルプに着くこともあり、能力も相俟ってジャンヌと顔を合わせたことのある人間は多いのではないだろうか?

それ以外はマーティン家のメイドとして、各種業務にあたっている。
家には執事が1人、メイドが彼女を合わせても2人しかいないため、業務内容は多岐に渡りすぎ、ベッドメイクから掃除に料理、裁縫に剪定にお客様のもてなしまでを分担して行っている。
力関係は執事>ジャンヌ(ハウスキーパー)>ハウスメイド


《 住居 》
マーティン家邸宅の地下室に住んでいる。
私物は極端に少なく、部屋に鍵もついていない。洗濯室や厨房は隣り合っており、彼女の部屋としている場所も石炭や薪、保存物や大小物を置く倉庫となっている。
ただし地下の倉庫としては驚くほどに綺麗に保たれており、ジャンヌの努力が窺えた。


《 好悪 》
ご主人様、ご主人様の命令、ご主人様のお世話、食べること、パンやケーキなどの小麦類、ビール、刺繍、犬、外出仕事間のおやつが好き。
食べることが大好き!なので、よく何かを食べています。あくまでご主人様に見られない、怒られない範疇ですが。

ご主人様に仇なす者、ご主人様が嫌いな物全般、コーヒー、 猫、落ちない汚れ、子供、恋愛事、女扱いが大嫌い。
ただし恋愛事は嫌いだと言いながら興味津々に聞いてしまう⋯⋯。

女扱い、それに類するものを嫌悪している。ご主人様が女性を好きではないということもあるが、自らが女であると認めてしまえば今まで通りにお仕えすることが難しくなってしまうのを理解しているから。


《 容姿 》
髪色を変えている理由は、バージル・マーティンの指示。
柔らかなクリーム色は彼の嫌いな人間と同じ色であったが、髪質自体は非常に良く、たった一度褒められたことを理由に今まで伸ばしている。
だが、たまにやむを得ない場合によって切断されるためあまり長くはない。

瞳の色は彼が好きだった人間と同じ色であり、恐らくこれが原因で彼女は買われたのだろうと思っている。

背中の傷は言うまでもなく、左腕の注射痕は毒物の調教痕。代表的な毒(主に麻痺毒や神経毒)には慣らされていて、毒味役としても優秀。
右足首のタトゥーはお仕えするようになってから付けられたもの。




【SV】「ジャンヌ」「わたし」/「貴方様」「お前」

「 失礼致します、バージル・マーティン様よりご命令を受けて参りました。姓はありませんので、どうか⋯⋯ジャンヌとお呼びくださいませ。」

「 わたしはご主人様の命で貴方様を手伝っているだけでございますので、貴方の指示には従う道理も義理も理由もないかと存じ上げますわ。」

「 へえ、とんだ愚物ではありませんか────ああ、失礼しました、ついジャンヌの正直なお口が真実を。」

「 はあ? お前、このジャンヌに向かって良い度胸だな。ご主人様専属のメイドとして、わたしに対する愚弄を許すわけにはいかない。」

「 こんな仕事に一日も二日もかかるなんて、どんな教育を受けてきたの? ご主人様のお役には立ちそうもないし、今すぐ荷物をまとめてくれて結構だ。ジャンヌがやったほうが十倍早い。」

「 ええっ、今日は定休日なのか⋯⋯、ここのバゲットを食べるために仕事を三十分早めたのに⋯⋯っ! 」
「 何だ、お前は。ジャンヌが買い物の最中であるのが見て分からないのか──⋯⋯美味しい、プディングの、店。⋯⋯⋯⋯まぁ、少しだけなら付き合ってやっても構わないが、少しだけだぞ。」



「 ─────────そう!! そうなの、素晴らしいお方なの、バージル様は! 」
「まずお姿!絵画にも肖像画にも描き表せないほどにお美しい!!まるで童話の王子のようだって令嬢方だって話しているだろ、でもそれだけじゃない、敵を見据えた時のあの冷たい眼がわたしは恐ろしくて、ああ、恐れ多くも慕わしく思ってしまって────(以下、ご主人様を讃える台詞が続くため割愛)」



「 後は死ぬばかりであったジャンヌを育ててくださったし、生かしてくださった。」
「 あの方の命令はわたしの生きる価値なんだ、存在意義で⋯⋯そう、わたしは命令していただくために生き永らえているに違いない。バージル様は、ジャンヌという生き方をわたしに与えてくださったのだから。」



【募集関係】

・一緒にご飯を食べたり休憩したりする人
/ 陣営問わず、複数可能。
比較的柔らかいジャンヌが見れます。礼儀などもメイドとして教育されているためどんなお店でも! ただし時間に追われているため慌ただしくなることもあります。


・よく一緒に仕事をする人
/ クラメットマフィア、複数可能。
情報関係に携わる方、裏切り者に対する方など。お互いに仕事に関しては信頼しあえたらと思います。


・ご主人様大好き倶楽部
/ クラメットマフィア、1人か2人。
我ら仕える相手は違えども、従者としてご主人様をお慕いする心は同じ!という感じ。自慢大会を開きましょう。


・恋愛話を聞かせてくれる人
/ 陣営問わず、1人。
すごく興味があります。
彼女のご主人様への想いは恋ではないため、一歩間違えたら地雷を踏む可能性があるハラハラドキドキ立場です。


・M.O.D所属時代、一緒に仕事をしていた人
/ M.O.D、1人。
かつての相棒ですら、ご主人様の命令次第で彼女は敵対します。ですが、それ以外では少しだけ複雑な感情を持っていても良いなと⋯⋯


・嫌悪
/ 陣営問わず、1人。
頑なに女性扱いをしてくる方のことは大嫌いで、もはや憎々しい感情すらあります。
のわる式証明写真メーカー様より
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さん (91hdczms)2024/4/9 23:55 (No.101904)削除
【名前】Hannah・uisce・Cecil 
ハンナ ウィスカ セシル
【年齢】34歳
【性別】女
【所属】クラメットマフィア
【性格】“欲望を忠誠という名の仮面で取り繕う女”
彼女は優秀な護衛であり、瀟洒な使用人である。主人をたて、良い客も悪い客も丁重にもてなし、その仕事に一切の手違いは無い。しかして奥ゆかしく、仕事の出来を他者に誇る事もなく、主に仕える喜びを胸に淡々と職務に励む…まさに使用人の鏡ともいえる存在だ。
___だが、彼女の本質はそれとは大きく異なる。彼女にとって主に仕える喜びとは、『愛しい男の元に、一切の理由なく堂々と傍にいれる』事でそれが喜びであり、悦びなのだ。彼女の思考と行動原理には常に愛しい主であり最愛の人『リオ・クラメット』の存在があり、リオを悲しませない技術とリオに悦んでもらう為の技術を常日頃から探求・研鑽している。
普段は感情も大きく乱れることなく、冷静沈着に根ざした姿が見られるが主と二人っきりの時は理性が蒸発しやすく多々乱れた姿を曝す。
主ととは言ったものの好きなものにはめっぽう弱くロリやショタ、女装男装した人物に興奮してしまう悪癖も。
【容姿】
身体…身長173cm体重55.6kg。
色彩…黒髪、瞳は翠眼。
外見…肌は雪のように白くつややかな黒髪でミディアムレイヤー。整った小顔の顔つきに高く筋の通った鼻筋、薄くも血色のいい艶やかな唇は儚い印象を与えながらも切れ長の目は美しい翡翠のような大きい目ははっきりとした二重で整った眉が瀟洒で鷹揚とした顔つきに仕上げている。
服装…普段はヴィクトリアンスタイルでくるぶし丈の黒いロングドレスタイプに白いエプロンのメイド服。裾には白地のゆるめなレースをライトグリーンの刺繍で縫い付けているため、清潔感と必要以上の堅苦しさを与えないさっぱりとしたつくりになっている。ホワイトブリムはカチューシャタイプで白いレースで後ろに伸びておりブライダルベールのようになっている。白のオーバーニーソックスに黒い皮のピンヒールでスタイルの良さを強調しつつ華麗さを見せつけている。下着は黒ガーターベルトでブラとおそろいの黒レースにつながってる。

護衛時は丈は膝下あたりまでのギャルソンヌルックタイプのノースリーブメイド服に黒色のカフスでメイドらしくも動きやすくまとまっている。フリルなどの飾り気は少なく干渉しずらさを重視したものになっている。
腰もとはメイド服の上から黒いコルセットで締ているが留め具などがあり、刀剣や銃のホルスターなどの武器をひっかけて携帯できるようになっており、これにより武器が取り出しやすくなっている。
ヒールはハイのウェッジヒールでスパイクが深く掘ってありヒールでありつつもしっかり地面が踏み込めるような工夫が凝らされ、そのため素材も足にフィットするやらわかめなものが使われている。
【持ち物】
〜携帯品〜
・旧い懐中時計…既に割れ壊れ時を刻むことのない懐中時計、手入れが間に合いっていないのかそれとも経年劣化に抗えなかったのか既に意匠を読み取る事すら叶わない想い出の残骸。
・メモ帳…ペンが付属のもの。
読まれることを嫌ったかの様にミミズがのたうち回った筆跡でびっちりの紙束は彼女の趣味嗜好に置ける恥ずかしい内容物の可能性が高いだろう。
・真っ白なハンカチ…泥に塗れようと血に染められようと主への誓いとその身を守り穢れを必ずや拭うだろう。
・シリング銀貨…20枚ほど常に持ち歩いているもの元来の用途で使われることは少なく彼女の命を繋ぐチップとして使用される。
〜武器〜
外(主に私用や主人の外出同行時に携帯している)
 ・短剣:全長35㎝。いわゆる『バゼラード』と呼ばれる短剣の一種で、切断・刺突両方で扱えるよう、短剣としては刃厚が厚く、身幅もやや広く取られながら切っ先も鋭く作られている。鍔は切っ先へ向けて弧を描くように歪曲し、その両端は紡錘形に小さく膨らんでいる、この鍔の形状によってマンゴーシュのように、相手の剣戟を受け流す事が可能となっている。
 ・レミントン・ダブルデリンジャー:全長12.38cm、装弾数2発、口径.41、所持数2挺。掌に収まる程の小型拳銃。護身用としてはもちろん、中距離での牽制にも利用できる。装弾数の少なさに所持数を増やして補うという発想の元、2挺携帯している
 ・コルト ニューライン:全長17.13cm、装弾数5発、口径.41、所持数1挺。小型の回転式拳銃。当時の一般的な回転式拳銃より小型ながらも十分な殺傷能力を有している為、サイドアームとして携帯される事も多い銃である。
中(クラメット家邸宅内、王宮内などに携帯。主人の旅行などの長期間護衛が必要な場合は出先に持っていき、必要に応じて携帯する)
 ・短剣:上記の短剣と同様の物だが、柄頭の飾りであるポメルにクラメット家の紋章が刻まれている。
 ・長剣:全長90㎝。いわゆる『アーミングソード』と呼ばれる片手用の長剣で、鍛造によって作成されているが、彼女の持つ長剣は日本刀の鍛造技術でもある折り返し鍛造を用いた事でより硬度や柔軟性を備えた優秀な鋼材を用いている。刃厚や身幅は一般的なアーミングソードと同じであるが、身分を表す為に使うような華美な装飾はついておらず、彼女の性格を表すような実戦を重視した実直な造りとなっている。短剣同様、ポメルにクラメット家の紋章が刻まれている
【能力】
『林檎が落っこちて。』
指定した物事の優先権を変更する能力。
例)〈Aが拳銃で射撃。対象はB、その射撃に対してCが能力でAの射撃対象をCに優先。〉
この場合はAの放った弾丸は軌道を変えてCへ。
といった感じに攻撃対象の変更などを行うことが可能。

優先の法則
・“優先”における優先対象は視界内に少しでもいれること、優先先は一度でも視界に入れたことのあるものでなければならない。
・“優先”は意思抵抗を受ける。(優先対象が人体を介していたり、人体そのものの場合)
⚠意思抵抗は能力を大まかにでもお子さんの方で看破できた場合可能。
1d100を使い、ダイス目で勝負し大きいほうが勝ちとする。
・現在進行系でアクションが行われている事象に対して“優先”で割り込める。(事前に“優先”で行動を縛ることは不可)
・一度“優先”に関与した事象は連続して優先対象と優先先に指定することはできず再度指定する場合には時間が掛かる。(自身のロル換算で2ロル経過)(一部例外あり。)
・優先対象を指し示すような行動(指を指す、睨みつける、手を握る等)が付随した“優先”は意思抵抗の影響を受けない。
・優先先が自身の場合の“優先”は意思抵抗を受けず第三者からの如何なる介入があろうと必中となり、また優先先、優先対象共に自身は連続して“優先”に干渉可能。
・優先対象は基本的に群ではなく個を指定しなければ行けないが同一の手法によるもので同時(3秒ほどのズレ程度)によるものは個としてカウント可能。

“優先”対象の具体的表
例)対象(別個として扱うもの。)
・人物(攻撃、人体、感情)
・火器(拳銃、重火器、弾丸)
等など。
【過去】
彼女はクラメット家に仕える使用人の元に生まれ、いずれ使用人となる運命を義務付けられていた。しかし、当の彼女からすれば自分の親が他人に頭を下げ、良いように使われる生き方を好ましくは思っておらず、しかしそこから抜け出さずにいた。彼女が望んだのは自分が知る世界の『外』。母親から聞くおとぎ話の世界は、彼女にとって憧れの世界だった。彼女が8つの頃。親から紹介されたのは一人の少女だった。『〇〇様に早く挨拶なさい』『初めまして‥‥リオです…』__おとぎ話で夢想する『お姫様』がそこに居た。その一瞬が永遠とも思えるほどに目を奪われた。『ほら早く‼○○様に失礼でしょう‼』__母親から急かされるまま、リオと名乗った『少女』に頭を下げる。彼女に与えられた最初の仕事は『少女』の遊び相手。快活な彼女は内気で世間知らずな『お嬢様』を実の妹のように可愛がった。夢にまで見た『お姫様』と同じ場所で好きなだけ時間を過ごせる__周りが大人ばかりであった環境の中で年齢が4つしか違わない事も可愛がりに拍車をかけ、最早溺愛にも近い程にリオを可愛がっていた。__月日は流れ、14歳となった彼女はかつての憧れを抱いたままハウスメイドとして生活していた。彼女が10歳になる頃には『リオ』の遊び相手としての任は解かれ、女中としてのイロハを叩き込まれていた。無論、主人の娘であるリオとは会う事など叶うはずもなく、4年の歳月と過酷な労働は楽しかった記憶を色鮮やかなまま薄れさせるには十分だった。そしてある日、彼女の人生は大きく変化する。『お前にはリオ様専属のメイドになるんだ。昔遊んだもらっていた縁で選ばれたんだよ』___母親に紹介されてお目通りした“運命の人”は瀟洒で貞淑なお嬢様ではなく、柔和だが気品に満ちた青年がいた。自分の目を疑い、嘘や幻ではない事が確信に変わった瞬間…彼女の中で何かが崩れた。同時に、彼女の人生は一変した。4年の歳月によって育まれた彩り豊かな思い出と瞬間的に奔った衝撃は友愛を即座に恋心へと変えた。だが、身分がそれを許さず、ただのハウスメイド如きに振り向いてくれる保証などない。だからこそ彼女は己を高める事に注力した。幸いメイドとしての仕事は上手くやれている。だが、足りない。それだけでは足りない。『彼』の周りにいる女には地位も金も足りない。だからそれ以外を目指す。彼女は自身が主人と最も長く居られる生き方を模索し、『護衛』というあり方にたどり着いた。『女性』という一見すれば非力であるように見えるという点やクラメット家の特殊な事情もあって彼女を護衛にするという案に大きな反対は出なかった。そこからの5年間はメイドとしての仕事の合間に護衛としての戦闘訓練も受け、実務経験も積んでいった。あと少しで彼に見合う存在になれる…その矢先だった。ライアン・ハントがリオ様を誘拐した__自身を恨んだ。まだ足りていなかったのか…だからこそ自分の力をより高めるべくさらに8年かけて、自身の強さを高めていった。そして彼女が27歳の時、当時クラメットマフィアのボスであったダニエル・クラメットよりある指令が下る。海外___アメリカに進出する際の先兵。すでに組織の中でも有数の戦闘能力を有した彼女と次期当主候補であるリオに次代の組織を運営していく才覚がある事を示す為に用意されたものだった。僅かな間の暇を貰い、アメリカへと渡った彼女は、さらに様々な生き方と銃を用いた戦い方に触れた。その4年後、ダニエル・クラメットの訃報、そして当主にリオが座った事を知る。即座に帰路に就こうとするが、リオを傀儡にせんとする古株達によって帰還は阻まれ、その思いだけが募っていく‥‥そして藻掻く事2年、彼女は再び母国___いや、愛する“運命”が住む都市(まち)の土を踏んだのだった
【備考】
クラメットにてリオ専属の護衛、またメイドとして組織に貢献している。
ただ、クラメットに忠誠を誓っているわけではなくリオ個人に忠誠を尽くしている為履き違えには注意が必要。
メイドとしてのノウハウは叩き込まれているが料理は大の苦手、舌が馬鹿になっていることが要因してか作られた品は見た目こそ普通だが味が100しかなく何か強い要素一点が前に推された品になるとか。
好き…リオ、ロリ、ショタ、女装男装した人物、ショタリオ、女装リオ、刺激物
嫌い…リオを貶すもの全般、子供を貶すもの全般
得意…護衛、料理以外の家事全般
不得意…料理、好きなものの前で己が欲求を抑えること。
一人称…私、お姉さん
二人称…〇〇様、〇〇さん 親しい間柄では〇〇ちゃん〇君や渾名を
仕事柄の人間にはウィスカと呼ばせ、親しい間柄の場合はハンナと呼ばせている。
ちなみに、彼女はリオから公認で「リっちゃん」と呼ぶことを認められている。

【SV】
「Hannah・uisce・Cecil…只今帰還致しました。長期のお暇大変失礼しました、本日よりリオ様へ帰属し、クラメット内の雑務やリオ様の護衛を承ります。
何卒宜しくお願い致します…………
ということで‥ただいま〜リっちゃん!今日からまた沢山ご奉仕させて貰うね?」

「いつの間にか知らない方ばかりがリオ様の周りをゾロゾロとウロウロと……悪い虫がついてないか心配です。
リオ様は優しすぎるんですから気をつけて頂かないと‥‥」

「ふふひひぃ………カワイイねぇカワイイねぇ???あぁリっちゃんも昔はちっちゃくてお姫様みたいでね‥あっ!違うよぉ〇〇ちゃんも勿論カワイイよ‥それこそ家宝にして持ち帰りたいぐらい!!」
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よぐさん (914q62jn)2024/4/9 16:55 (No.101841)削除
「私が、貴方のための安息の地と生りましょう。」


「今度こそ、私はダニエル様との誓いを守ると約束します。」




「リオ・クラメット様の〝家僮〟────────……只今戻りました。」





【名前】
ᛈᚪᚾᛞᛟᚱᚪ(パンドラ)

【年齢】
26歳

【性別】


【所属】
クラメット 幹部

【性格】
朝焼けの澄み切った輝き。休日の昼下がりに差し込む日の暖かさ。夕暮れ時の小麦畑の香り。小鳥の止まり木。
───────まさしくそれは安息の象徴であり、ノスタルジーのひとかけら。

性格は動物や虫などにも優しく温厚なものであり、言動は丁寧。普段はどこかぽけぇっとしていてマイペース屋に思えてしまうかもしれないが、元よりそのような顔つきなだけで、その意思というのは非常に強固である。柔軟に物事を処理できる頭こそ存在しているが、自身が譲れない場所はとことん譲らない頑固なところが彼の唯一の難点だろう。

基本的な口調として「私」「です」「ます」といった敬語を使うことが多いが、親しくなった間柄には砕けた語彙と「俺」という一人称を使う。
一見してみれば心穏やかな青年だが、幹部としての勤めは果たす責任感の強さは折り紙つきだ。


【容姿】
2m10cmという巨体。その図体に見合う体格の良さと体重の重さ。性格に反して威圧的な彼の容姿だが、小鳥が止まる木の一種だと思っていればそう怖くもない…と思いたい。
その瞳の色は白く、その顔は体格の割に幼い。真っ白な絹糸のような、羽のような形をした髪を不規則な三つ編みにしてまとめ流している。…しかし、その体格や白い髪よりも特徴的なのは彼の黒く焦げた肌だろう。彼の黒い肌の表面には白い紋様が描かれており、装いも白を基調とした民族着。誰だって彼を一目見れば異国民であるということが理解できる。

彼の出自は遠い東────おそらくインドの方面からやってきた人物ではないのだろうか。

余談だが彼の「ᛈᚪᚾᛞᛟᚱᚪ」という名前は彼の肌に刻まれた白い紋様から取られている。
なんでも、その背中にそのように刻まれていたらしい。…解読は誰がしたか?…それはもちろん彼自身だ。


【持ち物】
-アックス(斧)
民族模様…ケルト模様のような複雑な柄が刻み込まれた手斧を持っている。
斧の刃の反対側には掘削用のピッケルの刃が取り付けられたもので、武器にも道具にもなる。

-麻縄
10m、太さ10mm程度の縄を腰元にまとめて結んでいる。
アックスに結びつけて投げるもよし。拘束に使うもよし。妨害に使ってもよし。とにかく持っていて困るものではない。

-ミサンガ
彼の右足に付けられているミサンガ。大切な人からの贈り物だという。


【能力】
〔Mechanismós ton Antikythíron〕

調律とは特に楽器でピアノ、オルガン、打楽器などを正しい音高や音色を保つように、一定の基準音をもとに音律を整えること。 また、そのために楽器の部分を修理・修正すること。 弦楽器の場合は調弦という。(コトバンクより引用)

その力は端的に言えば──────身体の調律。

病気から、怪我、さらには精神の乱れまで修正することができる。というのが彼の能力。
能力の発動と同時に彼の背中からは白い翼が展開される。この翼は能力の使用範囲を示すもので、空を飛ぶだとか、翼によって風を起こすだとか、そういった行為はできない。…強いていうなら、誰かを翼にくるんで守るくらいだ。

しかし、即死や欠損などの修正は不可能。当然だ。なくなったものは修正できない。
さらに修正中は対象を注視しておらねばならず、回復できる定員は一回につき一人まで。自分を修正する場合にはその場から動くことができない。(自他共に回復する際は1ロル間行動不可)また修正の際には対象を翼で包む必要性があるため、表舞台の人前でそれらを展開することはできない。


【備考】

パンドラとはクラメットの幹部の一人。そして他の幹部とは出自も出世もかなり異色な男である。
特にパンドラが幹部となった際リオ・クラメットによる組織総出のアコレードが行われた。この処置は他の幹部には行われなかったもので、捉えようによっては〝見せしめ〟と言ってもよかったかもしれない。
このような扱いを受けたことで、パンドラのことを贔屓しているという意見が飛び交ったが、パンドラがクラメットに貢献した範囲があまりにも広すぎたため、今やそのような意見を口にするものは少ない。


彼は遠い東の大地に住んでいるとされる希少な戦闘民族に産まれた。狩猟を主とし、荒野をかけるために発達した優秀な身体能力と体格を持ち合わせており、非常に頑丈である、というのが彼らの売りだ。
彼の民族はその多くが奴隷狩りに遭い、彼も例を漏れず衣服を剥ぎ取られ、鎖に繋がれ売り出された。

そう───────彼は奴隷階級である。

とは言っても貴族たるリオ・クラメットからの施しや、ダニエル・クラメット直々の調教。クラメット家の使用人からの教育もあり、彼は奴隷としてはかなり高い英才教育を受けて育ってきた。
現在彼はクラメットの幹部である他にもリオの体調管理や能力関係も含め、クラメットの医療班に勤めており、クラメットの専属医師や教師から医学を学び、薬の調合、応急手当ての知識などを会得し、自身も勉学を怠らないよう必死に机と本に齧り付いている。

しかし、本来物である奴隷に対し、そのような処置が施されているのはリオ・クラメットの優しさからなる賜物で、奴隷という絶対的な底辺に存在する彼は自分自身を物として扱う。
クラメットにおいて高い地位にありながら、人としては最も最底辺を走る彼の心の矛盾ときたら、きっと想像もつかないのだろう。

混乱を避けるために、彼が奴隷階級であるということはクラメットの古参でも限られたメンバーしか知らず、無論その事実は公の場に出てはいない。
──────────もってのほかだが、リオ・クラメット以外が彼を奴隷として命じるのは許可されていない。…彼を奴隷として動かしたいというのなら、まずは所有者であるリオに話を通すことだ。

たとえその身分が奴隷階級であったとしても、目の前にいる男はクラメットを支える四柱のうちの一本なのだから。


【過去】

パンドラはリオ・クラメットが11歳の頃、ダニエル・クラメットから与えられた奴隷である。
ダニエルが何を目的としてパンドラを育てたかについてその口から語られたことはないが、パンドラが聞かされた話としては「すべてリオのため」であるとのことだ。

それからパンドラは19年もの間、リオの良き理解者、忠実な従者として彼に支えてきた。
25歳になった時、彼はリオの強い推薦と古参から培ってきた信頼の末に幹部としてその責務を果たし始める。

しかし半年間、彼はリオの手を離れることになった。
決して彼のことを嫌いになったわけでも、忠誠を破ったわけでもない。彼は────彼の生まれ故郷についての情報を得て、とある事情から〝向かわざるおえなくなった〟からである。


──────それが間違った選択であったと彼が深く後悔したのはいうまでもない。

彼はここ半年を遠い東の大陸で過ごし、海を越え、山を越え、ようやく見慣れた街に帰ってきたばかりであった。
しかし、帰ってきた懐かしの家で見た光景は僅か半年にして酷く激変していた。確実に数を減らしたリオ派のクラメット。古参の暗躍。多くの裏切り。────何よりも目につくのは、リオ・クラメットにつけられた外傷。安息の地は天秤にかけた。守るべきは彼の心か、それとも体か。その決断は奇しくも彼が彼と生ったあの事象によく似ていた。
柔らかな白い羽で願い星を丁寧に抱え込んだ天使は、色のない瞳で白を見据え、血の味が滲むような誓いを歌う。


果たしてその箱は、既に開いた〝希望〟の箱か。

或いは未だ開かれない、〝災厄〟の箱か。







「────────── 〝  Hanya kotak ini saja yang tidak boleh dibuka. 〟 」

「………………封じられているということは、それ相応の意味があるということなのですよ。」










余談だが、彼には〝Blood Phobia〟の兆候がある。
立ち絵に関しては
後日描き直します
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しゃるるさん (93d76t7o)2024/4/9 11:08 (No.101803)削除
【名前】
キャロル
(本名:キャロル・レイダ・メイフィールド)

【年齢】
17

【性別】


【所属】
マジェスティ・オブ・ディストラクション(M.O.D)

【性格】
いつも控えめな微笑を湛えている落ち着いた雰囲気の淑女。
その所作は洗練されており、真っ当な教育を受けてきたことを窺わせる。だが親交のある人物の前では言動の端々に若干の子供っぽさが滲んでしまう。

裏の世界で生きるにはその心根は善性に偏っている。相手を傷つけなくて済む手段があるのなら、手を煩うことになってもその手段を選ぶことを厭わない献身的な姿勢を見せる。
与えられた職務には忠実で基本的に否を唱えることはない。ただ、彼女の“家族”を害するような働きかけには強い反発を見せる。彼女にとって“家族"は守りたい居場所であり、心の拠り所としているのが理由として大きい。
もとより“怒る"という行為が苦手で、負の感情を溜め込みがちな面がある。彼女の強い反発は溜め込んだ感情を引き金に突飛な行動へと走らせることがあり…大抵それは、取り返しのつかない事態を招いてきた。

それでも彼女は、置いてきたものを振り返りながら、前に進むのだ。


【容姿】 
チェンバーメイドに似た給仕服が彼女のデフォルト。ヘッドドレスから黒のエプロンドレスの裾までふんだんにレースをあしらい、動く度にはためくフリルが少女らしいシルエットを作り出す。白黒で構成される制服の中で唯一、胸元のリボンだけは桃色の春めいた彩りを取り入れている。足元にも気を遣っているらしくラウンドトゥの革靴には汚れ一つない。
女性というには些か幼い顔立ちをしている。丸い輪郭の頬、ぱっちりとした緑眼の無垢な眼差し、そのあどけなさが彼女により強く少女めいた印象を与える。光を受けて明く照り返す深紅の髪は肩に届く長さで切り揃えられ、左右に跳ねた横髪は動物の耳を思わせる造形をしている。例えるなら、たれ耳の犬に近い。
まだ未熟さは残るもののスラリと伸びた手足は健康的な肌色をしている。手の甲や服に隠れて見えない部分には薄くなったがミミズ腫れのような傷跡が残っている。
均整の取れた身体は身軽で、物で溢れた路地裏の悪路をたやすく踏破する身体のバネと俊敏性を秘めている。しかしその身軽さは転じて耐久性に乏しく、力で抑え込まれれば抵抗するのも難しい。

彼女はどこにでもいるような、非力で、けれども強かな、ただの少女だ。


【持ち物】
《使い古された旅行鞄》
最低限の着替えと衛生用品、身だしなみを整える手鏡などが一纏めにされたレトロなトランクケース。自然な革色の持ち手には目印のように桃色のリボンが固く結ばれている。最低限の所持金は巾着袋の中に入れ、エプロンのポケットにしまっている。

《日記帳》
旅行鞄にしまわれた2冊ある日記帳。1冊は赤い装丁の古い冊子で紐に括られて容易に開けないようになっている。もう1冊は青い装丁の安っぽい冊子で彼女がひとりになってからの出来事が綴られている。彼女の能力についての検証結果も走り書き程度に記されているため、紛失は能力の概要を開示することと同義である。

《銀のカトラリー》
花嫁道具の一つとして持たされたもの。丁寧に手入れが為されているが、純銀ではなく混ざりもの。そのため鉄に近い強度をもつ。
彼女が能力を発露させるほどに強い殺意を抱いた時に握った最初の武器で、今も使い続けている大切なお守り(懐刀)。あくまでカトラリーの域を出ない作りのため、不意を突いて急所を狙わなければ致命傷を与えることはできない。基本的にエプロンドレスの隠しポケットにしまわれている。

《テグスロープ》
人毛とそれを模した特殊な繊維によって編まれたロープ。使用されている人毛はかつての主人がコレクションしていたもので、彼女自身の髪の毛も含まれている。
ロープの大元となっている繊維は人間を縛って吊り上げても問題ない程度の強度があり、主に能力でしまうものをまとめるために利用している。彼女がこれを持ち出したのは証拠隠滅のため。
普段は両手首のハンドカフスの下にぐるぐると巻きつけて見えないように持ち歩いている。手首数十周分の長さがあるため、場合によっては拘束や首への圧がけに使用することも。あんまりやりたくはない。

基本的に所持しているもの以外は現地調達か支給されたものばかりである。
もし抗争に巻き込まれるような事態になれば、直接の戦闘には参加せず秘密裏に物資を持ち込むといった工作要員として動くことを想定されている。


【能力】
《Monster in the frills》フリルの中の怪物
彼女が初めて“殺意をもって”人を殺めた時、スカートの中に住みついた“怪物”。あらゆるものをその身に飲み込み、留め、吐き出す空間の“歪”のようなもの。
一見してただのロングスカートの、折り重なったフリルの影からは“怪物”の無数の目玉が覗いている。この目玉は能力者にしか見えず、能力者ではない人間からは普通のスカート(なお太ももの途中から上はどう捲くっても見えないようになっている。真っ暗)にしか見えない。能力者であっても、わざわざ彼女のスカートを捲くり上げない限りは“怪物”の全容を目にする機会はないだろう。
“怪物”は彼女自身の能力により生まれたものと考えられているが、能力の使用者である彼女と意思の疎通が取れるようなものではない。加えて、“怪物"の機微は能力を初めて発現させた時のような“強い感情"に左右されるようで、本来のものを自在に出し入れする能力は“怪物の捕食行為"という形で制限されてしまっている。

“怪物”にできることは2つ。
1つ。スカートで覆える大きさのものをその身のうちにしまうことができる。直径にして約1メートル程。多少の高さがあるものはしまう時に工夫が必要。一段高い場所から飛び降りるとか。要はスカートが広がった1メートル範囲内かつ“怪物”に視認されたものは、例外なくしまわれてしまうのだ。
2つ。スカートにしまった“モノ”を“好きな時”に“好きな場所”へ吐き出させることができる。カーテシーにより広げたスカートの裾から、あるいは風にフリルを靡かせた瞬きの間にしまったものを取り出せる。もちろん重すぎて彼女の手に持てないものは床に落としてしまうし、長物は取り出す方向を間違えると床や壁にぶつかってしまう。
また、吐き出す先を指定する場合“彼女が一度赴いたことのある場所"に限定される。吐き出した対象が人間などの生き物である場合、それが大きく損なわれるような場所には出せない。

ここまでなら鞄いらずの夢のような能力だが、この能力の核は彼女に寄生する“怪物”であることを忘れてはいけない。
意志を持ったが故に、怪物は気まぐれに、躊躇いなく、その身にしまい込んだ“モノ”を捕食するのだ。

怪物が“捕食”すると判明している条件は2つ。
1つ。スカートにしまう個数の最大値が4つを超えること。
この場合、最大値を超えてしまったものは“吐き出される”か“食べられて”しまう。個数制限は一日ごとに更新され、既に入れていたものと交換で新しいものをしまうには丸一日の時間経過を要する。
1d100で50未満で吐き出し、50以上で捕食。出目50以上で捕食される場合は出目が大きいほど捕食完了までの猶予が生まれ、対象となった相手は最大で2ロル分の抵抗を試みることができる。例えば、人間が即死する相当のダメージを怪物に与えたり、何らかの能力で怪物の活動を止めると、対象は“武装を解除された状態”でその場に吐き出される。もし捕食完了までに怪物へ有効打を打てなかったら、対象は即座に気絶して丸一日“しまわれた状態"となる。
また、出目50以下で吐き出される場合は任意で指定できる移動先のうちのどこかランダムとなる。なお、出目が小さいほど使用者である彼女からは離れた場所に出るため、一か八かの逃走手段につかえる、かもしれない。

2つ。“人間"を3回しまうこと。
個数の制限に関わらず5ロルの間に3回人間をしまった場合、3度目にしまわれた人間は“怪物”により捕食されてしまう。この時捕食された対象は1d100を振り、出目が大きいほど捕食完了までの猶予が生まれる。猶予は1つ目と変わらず最大で2ロル分。その後の捕食完了までの条件も1つ目と変わらない。人間を捕食すると怪物は眠り、ものをしまうことも出すこともできなくなる。丸一日経過すると怪物は再び目を覚まし、能力も使用できるようになる。

一番最初にしまったものは、頭以外は何も残らなかった。
しかし、今の“怪物"が人を一方的に殺めるような形になっていないのは、彼女が抱いた殺意の裏に『逃げ出してしまいたい』という“恐怖"が重なっていたことに他ならない。人を殺してしまったという事実、それを隠さなくてはいけないという強迫観念。
“怪物"がフリルに身を潜めているのも、実際は彼女の“恐怖"の表れなのかもしれない。


(完全に余談だが、彼女が身につける下着も能力の個数制限にカウントされるらしい。しかし、彼女は「安全にしまえるのは4つまで」という。)

(つまり……?)


【過去】
メイフィールド子爵家の三女として生を受け、貴族の末端ながらも十分に教育を受けたれっきとしたお嬢様。家族からは末の娘として可愛がられ、彼女自身も家族を愛して順風満帆な日々を過ごしていた。それが彼女が幸せだった時の思い出。
契機となったのはとある上級貴族から婚姻の申し出を受けた時。家柄の格の違いもあり、適齢期よりも若い13でその貴族の元へと嫁ぐことになった。が、彼女がその家で妻としての待遇を受けることはなかった。女中と等しい、あるいはそれ以下の愛玩動物として扱われ、貴族としての矜持を、彼女自身の尊厳を踏みにじられた。
それでも彼女は耐えた。主人には横暴を許される権力が、地位があった。加えて、彼女と同じような立場に堕とされた令嬢たちを何人も見てきた。その身の振り方によって自らの家にどんな仕打ちが及ぶのか。考えつかないほど子供ではなかった彼女は耐えて、耐えて、主人の振る舞いを許し____

『……許せるわけがない』

ある日、彼女は花嫁道具に含まれていた《銀のカトラリー》を隠し持ち、主人の寝室へと赴いた。従順で愛らしい妻。なんでも言うとおりになる愛玩動物。そんな彼女が主人に逆らうだなんて夢にも思わなかったのだろう。彼女は油断しきった主人の顔面にフォークを突き刺し、仰け反り顕になった首元をナイフで引き裂いた。
そうして呆気なく、“元”主人は絶命した。
彼女は血に濡れた凶器を握り、しばらく立ち尽くして……絶望に喉を詰まらせた。

『こ、ろして……しま……っあ、ぁ……どう、し……もし、これが……』

“世間に知られてしまえば?"
表向きは何の問題もない“元"主人が死んだと騒ぎになれば、疑いは必ず配偶者となった彼女自身に向くことは容易に想像がついた。その事実が行き着く先は、彼女が最も忌避していた事態につながる。
そこまで考えて、意味もなく彼女は死体のそばにひざまづいた。

瞬間。風もなく彼女の服の裾がはためいた。真っ白なフリルは物言わぬ肉の塊を覆い、一つ、瞬きの間にそれを消し去った。シーツに飛び散った血痕さえなければ、はじめから“何もなかった”かのように。ありえない事態に止まっていた思考は、直観的に答えを導き出した。

『…………怪物、に』

呟いて顔を下に向ける。覗くフリルの影から無数の目玉と“視線がかち合った"。
そこで、これをやったのは“自分自身"であると、理解する。
理解した事実を飲み込んで、彼女は決意をした。
自身の罪を誰にも明らかにせず、表から姿をくらますこと。諸共真相を闇に葬ることで、大切な家族と罪を犯した彼女自身がもう関わることがないように。

その後、とある貴族の屋敷からその主人と妻が忽然と姿を消す事件が紙面に上がった。
一時は噂となったその事件もいつしか新たな噂に塗りつぶされ、ついに忘れ去られてしまった。

***

置き去りにした過去。二年の月日が経った今も、その事件について追い続けている者がいた。
その存在を、彼女はまだ知らない。
(__I'm at the end here.)


【備考】
□掃除
綺麗好きな彼女は身の回りを清潔に保つことを忘れない。奇しくも掃除は嫁いだ先でさんざやってきたところだ。不要なものを捨て、必要なものには住処を充てがう。それだけで見違えるほどに部屋は整う。あとはちょっとしたインテリア、小瓶に花でも生ければ十分に見栄えする空間が完成する。
心安らぐ部屋を整えるのも、メイドの務めである。

□キャンディ
ポケットにしまった小さなご褒美。昔から変わらない優しい味。ひとりが寂しい時、過去の疵に苛まれる時、“幸せな女の子だったこと”を思い出せるように。
ころんと、キャンディを一つ口に含む。その中でひろがる甘さを噛みしめるのだ。

□花壇の世話
綺麗に掃除した部屋に飾り付ける花を育てている。季節によりその花々は変わり、余った花は教会などに届けることも。一日の決められた仕事が終われば、まず花の手入れをしていると言っても過言ではない。彼女専用のジョウロもこっそり庭に隠されているらしい。

□蝋燭の火
密室にユラユラと不安定な影を作る炎。薄明かりから無遠慮に伸ばされる手。執拗に辱めを受けるならいっそ、何も見えなければよかったのに。今はもう、薄明かりよりも完全な暗闇に安堵するのだ。
そんな過去に負った疵(トラウマ)は、未だ彼女の柔らかい部分に残り続けている。

□Flavor
誕生日:1/18
誕生花:雪割草(ミスミソウ)
カラー:聴色 #F3A1B2

□イメージソング:
『地球の裏』 いよわP
?si=PjI9DIqlvUwSNqNo
「暗いところで息をする。怪物と一緒に」
「私は、そういう選択をしました」

『頬が乾くまで』いよわP
?si=HmLpw8YV8kMMtR-b
「愛しさを抱えていたいから、どうかこのままで」
「晴れの日を待っているの」


【関係募集】
・旦那様/ご主人様
植え付けられた奉仕精神を供するため、彼女の身分を偽るための隠れ蓑として選ばれたのが貴方だ。個人としてよりも“召使い”として扱うような人物であっても構わない。あるいは彼女の持つ“能力"の方がメインで、彼女はオマケだとか。それくらいが望ましい。
下手な情念を向けられる方が、彼女にとってはよっぽど胃が痛い事案だ。これまでにだって片手に収まらない数の“ご主人様”の元から逃げ出してきているのだから。
いっそ、そういう星の元に生まれついてきてしまっているのかもしれない。

・姉のように慕っている
彼女には姉がいた。今はもう会うことのできない、親愛なる家族。まだ子供とも言える幼さで家を離れ、縋る相手すらいない中じっと耐え続けた記憶は計り知れない寂しさを彼女に与えた。
故に、そんな家族の記憶を思い起こさせるような貴方に対し、彼女は姉としての親しみを向けるようになった。貴方が相手であれば、彼女はその身を尽くして力になろうとする。
あくまで、彼女自身の“家族"を害しない範囲に限られるが。

・真実を追う者
彼女が過去に起こした事件について、何某かの縁があって調べているひと。
動機や経緯はともかくして、その調査によって彼女につながる何かをいづれ見つけるでしょう。その暁に彼女と対峙する日も、そう遠くはないのかもしれない。

【SV】
「お初にお目にかかります、旦那様。私はキャロル。ご覧の通り、今は仕える主なき一介の召使いにございます。今後の宿と食事を対価に、どのような雑事も熟しましょう。例えば?たとえば……部屋のお掃除、とか。えぇ、そうですね。お片付け、得意です。不要なものの処分もお任せを。片付けがおわった暁には、きっとご満足いただけるお部屋になっていることでしょう。どうぞ、ご検討くださいませ」

「旦那様。先程、たいそうお冠な御婦人がを探しておいででしたが……そのお顔からして、旦那様にも非があるご様子。ほとぼりが冷めるまで、一度姿をお隠しになってはいかがでしょう。さ、こちらに。目を覆って……えぇ、何を見るとも限りませんから。そのまま動かず、蹲う前に立つ無礼をお許しくださいませ。____あぁ、ご安心を。まだ一回目です」

「今でも、夢に見るの。何も知らなかった、幸せな女の子だった頃の夢」
「もう戻れないこの記憶だけが私の拠り所。私がまだ、泣ける理由」
「だからね、苦しくてもいいの。……未練がましく、生きていたいから」
AI作成。加筆あり。
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ヘルさん (912sms6h)2024/4/8 13:05 (No.101706)削除
「はァ?なんで俺がメンドイ事をしなきャいけねェーんだよ」



【名前】

Charles Rijna(シャルル・リイナ)

別名: Voleur de moutons bleus(青い羊の盗人)


【年齢】


 21


【性別】


  男


【所属】






 クラメットマフィア





【性格】

 兎に角。盗みが好き!という性格。街に出ては盗みを働く彼。
 面倒な事は嫌い。特に書類整理。だけど任務は好き。
 だけど根っからの優しい人でとても責任感が強い
 幹部:反間玲亜を非常に慕っている。理由は【過去】にて。
 マフィアの仲間には警戒心を解いており、信頼・安心を置いていない。
 いつ、どこで、誰が裏切るかは知らない為。
 


【容姿】


ギザ歯。緑の瞳に青色の髪の毛。
左目は隠しており何かがあったのかを物語る
服は結構ラフ。白シャツに黒ベストにズボン。そしてベルト。
右髪に二つヘアピンをしている。






【持ち物】

・相棒の梟:アラスター
いつもは何処かにいるが彼が指笛を吹いた瞬間に飛んでくる。昔からの相棒。
“ピー…”「ほォら来た来たw俺の相棒」

・ナイフ
 昔盗みを働いた時に盗った品物。結構使い勝手がいい
「あァー。これカァ?結構昔あー、13の時だッけ?盗った」

・アラスターの餌。
 いつも頑張ってくれている相棒へのご褒美。
「今日モありがとォな、ん、これごほーび」





【能力】
【誰にも見えない手】
一定時間(2ロル)手が誰からにも見えなくなる。
見えなくなる為。盗みを働けるのだ。
生体以外の手のひらで持てるような物(ネックレスや、財布などの小物)が盗める。
それ以外の大きい物は盗めない。
盗み方法は1d100で50以下ならば盗み成功。50以上ならば盗み失敗である。
盗み成功ならば、何を盗むかによってダイスを振る。
箱の中身を盗りたい時には箱を盗むで一回ダイス。箱の中身を盗みで一回ダイス。
どちらとも50以下ならば箱の中身が盗める。
箱の中身でダイス失敗ならば中身は知らずに箱だけを盗む。
盗みを成功したとしてもデメリットがつく。
50〜40の場合、盗った相手に盗まれるのを見られる
39〜29の場合、盗った相手には見つからないが、盗んだ瞬間を他人に見られる。
それ以下の数字の場合は誰にも見られずに盗みを働ける。
1日に盗めるのは3回。同じ人から2個は盗めない。
  



【過去】

盗賊一家に生まれた少年。腹違いの兄がいた。貴族の兄と盗賊の弟。

仲が良かった。兄は貴族の事を学び。俺は盗賊のことを学んだ。

だけど、もう会わなくなった。今はもうどこにいるか分かんない。

それだけ。





【備考】
一人称/俺。
二人称/お前ラ、 ~サン(年上)、 ~ちゃん/君(年下) 玲亜(玲亜だけ)



玲亜君大好きっ子。いつも話聞いてくれるし色々貰えるし…。
何より彼の心の支えになってあげたい。

他のマフィア仲間は警戒心を解いて、信頼、安心を解いていないが、
玲亜だけには全て許している。

玲亜だけにはカタカナが消えている。

昔から病弱で今でも時々熱を出す。




【SV】
「あァ ~??んなめんどい事俺がすると思うかァ〜???」

「いつも助けてくれてありがとォな…、アラスタ ー、じゃァ、ごほーびあげるワ」

「あ、玲亜、やっほぉー。ん?どうした、なんかあった?」

「ははッ、今頃気づいたのカァ…。あいつまた盗もォ ~」 

「あァ ~…、体だりィ…、熱かァ ~??」
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