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さん (91r92ylw)2024/2/28 15:55 (No.96671)削除
【名前】レイズ・シーリー【年齢】18歳【性別】男【所属】M.O.D

【性格】基本的に人間不信で、悲観的な捻くれ方をしている青年だ。屁理屈を言うことも少なくない。感性には素直な癖に爽やかさとは無縁であり、人並みの良心と前述した捻くれた性格・年頃男子のある程度の粗暴さ・金に依存している不安定さの何枚あるか分からない板に挟まれており、日頃からああすればよかった、あんな事言わなきゃよかったと反省の日々を送っている。自分の軸というものを掴みかねていて、何を持って自信とするのかを分かっていない。

一方で年相応に楽しい事は好きだ。悲観的な割に興味を引かれることがあれば好奇心に殺されかねないほど自分の実力を度外視して寄って行くし、その癖戦闘が起これば恥もなく逃げ出すし、自分以上に不幸な面をした人を見ても何があったのかと話を聞きに行く。その延長線で金貸しなぞを営む程度には人の話を聞くのが好き。
案外ぐいぐい行く精神は犬のようで、学がないので知らない事を教わった時は感心し、良いと思えばストレートに褒め、嫌に思えば思いっきり顔に出す。

【容姿】艶の無い毒沼のような、腰上までの紫色の長髪。ざらついた髪質はぱっと見引きこもりの魔女のように荒れているものの指通りだけは良い。ここ数年ブラッシングをしていたらマシになったとの事。髪色と同じ目は、何をされなくても自分が世界で一番不幸とでも言いたげに眉ごと顰められているように見えるが、それが真顔である。本人曰くそういう瞼。身長は172cm、標準体型。

黒い上着のポケットは大きく、大判の辞書すら入る。ポケットの大きさを優先したせいでサイズが背丈にあっておらず、ダボダボな袖をめくっているのでとても野暮ったい。洒落っ気よりも能力への利便性を重視した服装。中に着ているのはシンプルなワイシャツで、首が苦しくないように第一ボタンを開けている。また、冬の間は首にマフラーを巻く。

上に比べてズボンには拘っており、上着と比べると濃紺色の上等な布で出来たそれはほっそりとしている。こちらのポケットは通常サイズで、動きやすい。靴はどこでも見る革靴。戦闘面の実力に難があるのを自覚しているため、逃走用に走りやすさを重視している。

【持ち物】
回転式拳銃…売春通りの警備員からはした金で買った。装填数は6発。上着の右ポケットに。
6発入り弾薬ケース…縦長のもの。右ポケットに2つ。
ダガーナイフ…拳銃より早い事もある。鞘付きの刃物。上着の左ポケットに。
ハンカチタオル…身だしなみ。左ポケットに。
お金…胸ポケットに。
「財布なんざいらねえ。俺が財布だ」


【能力】ポケットを叩くと
「ビスケットが2つ。もひとつ叩くとビスケットが3つ……みぃっつう?おかしいよな、おい、おかしいだろ。最初に2倍になったんだ、以降も2倍にならなきゃダメだろ」

レイズが身に着けている衣服や触れたものについているポケット、または袋やバッグ、箱などのレイズが持ち上げることができる程度の収納道具をポケットと見なし、指定した中のものをポケット側を叩けば叩くほど2倍ずつ増やしていく能力。ポケットに入るサイズのものなら、無機物、有機物を問わず1つが2つに、2つが4つに、4つが8つにといった具合でポケット 内 で増えていく。戦闘そのものより物資支援向き。

「良いじゃん、それ貸してくれよ。倍にして返すからさ」

欠点
・あらかじめポケットの中に何が入っているか視認して、何を増やすか指定して叩かなければ増やす事が出来ない。
・穴が開く、破れるなどで大きく破損したポケットにこの能力は使えない。
・叩くと、という性質上レイズの手で叩く必要があり、他の体の部位でポケットを刺激しても何も起きない。手袋越しや義手は可。
・生き物そのものは増やせない。血や体の一部であれば可能。
・異能の力が込められたものや"お宝"は増やせない。力の無い贋作としての複製も出来ない。


【過去】売春通りと娼婦絡みのありがちな話だ。監獄のようでいて、野ざらしでもある売春通りで生まれたレイズは、金さえあればと、産んだ子を一目すら見ず、栄養失調と不足した体力による無理な出産で死んだ母親の……死ぬ間際まで金に取り憑かれた執念により、生まれてすぐ能力を授かった。

金さえあれば。もっと、もっと。 "もっと。" その能力はレイズの母親だけではなく、その母の母、またその母と、世代交代が早すぎる通りで脈々と受け継がれて来た、願望のような呪いの結晶だった。
妙齢を過ぎ、美しさを失った彼の母の亡骸のポケットには、明日生きるためのパンも買えない一晩の価値が虚しくざらついていて、それすら死体を片付ける下男が懐に入れていくのだ。

…大金を払ってでも幼子を滅茶苦茶にしたいクズは、どんな時代のどの国にもいる。故にレイズがそのまま野垂れ死ぬ事は許されなかった。

通りに入りたい客の金払いに加え、通りを出たい娼婦や男娼が払う纏まった金。銃をちらつかせ、ただの売春通りを自分らの監獄にせしめた警備員の懐はさぞ温かかっただろう。そこから先の人生を彼は思い出したくもないし、生まれてから自分の能力を知るまでの少年期を売春通りで過ごした過去など語ろうとしない。今金に困らない人生を送れているのだから、それでいい。

【備考】ノーリスクな方法で金を増やせるので、とある小さな事務所で金貸しを営んでいる。が、こんな学の無い子供に資金業を経営していくノウハウがあるわけがなく、利便上金貸しと言っているだけだ。金が必要な理由さえきっちり説明して貰えれば誰にでも必要額をポンと渡してしまうので、ほとんどの場合はただの金配り野郎である。レイズは季節や天気を問わず、夜になれば年中寒いのをよく覚えている。懐が寂しい日は屋根の無い場所で寝るのが当たり前だったから。頼る物が、者がない人間は、金がないだけでそうなってしまうのだ。あんな経験は誰もしない方が良い。

ただし。話の真偽がどうであれ、金銭感覚が麻痺しているレイズにとっても巨額と言える金額を求められた際は渡した後で何かおかしいとヘッドが持つ店に連絡を入れるし、タダより高い物はないので理由も言わずに金だけ欲する輩は蜂の巣にする。能力柄弾数という概念がないので、それはもう悲惨な事になる。M.O.Dに入団した時もそんな死体を持ち帰った。

金銀財宝を好きなだけ増やせるレイズにとって利益のない商売に見えるがそれもそのはず。彼は利益など望んでおらず、人がどのような理由で金を求めているのかを聞きたいだけなのだ。強欲の能力を授かった子供は、散々金に助けられておきながら、そのせいで、おかげで。金と物の価値が分らなくなってしまったのだから。

それでもレイズは金が好きだ。指先に残る小銭臭さが彼にとっての家族の温もりだ。
自分を育てなかった母より物を与えてくれたし、顔も知らない父より守ってくれた。

何より…

「明日も食っていけるから」
Picrewの「仄暗い少年少女」にて
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ヤッコさん (91m35ydi)2024/2/27 20:08 (No.96609)削除
「おいおい、この状況においてアタシが信じられないってのか?」



「普段からコキ使ってるってのに、いっとき背中預けるくらい安いもんだろ。」



「このアタシを雇うくらいだ。クソみてえな死に様見せるんじゃねぇぞ───“旦那”。」



【名前】Dorothy Ales

【読み】ドロシー・アレス

【年齢】32歳

【性別】女性

【所属】クラメットマフィア

【性格】女性らしさの欠片も見えない、豪快で男気溢れる性格。メイドとは思えないほどその口調は荒く、考え方や言動は楽観的。イメージ通りの戦闘狂であり、あれこれ考えるよりまず攻めることを優先する。その為、どれだけ明確な指示を出そうと聞く耳を持たず、作戦においては自らの判断で突っ込む。その様子から“脳筋”、“火力馬鹿”という代名詞が付けられがちだが、戦闘になると、入り混じる硝煙と瓦礫の中でも正確な状況把握と正確な判断を下して行動・指示を出すカリスマ性を発揮する。面倒見もいいようで、一人一人を観察しては助言や指導(武術に限る)を行っていることから、一部の人間からは“ドロシーの姉御”と慕われている。本人曰く、『慕うのは自由だが、上に立つつもりはない』として敬称や敬語を使われるのは避けている様子。また、本人の口から語られる事はないが、組織への忠誠心は揺るがぬものであり、組織としての信念には何があっても反することはない。

【容姿】身長180cm。全体的に程よく筋肉質で引き締まった身。ギフテッド相応に身体能力は高く、駿馬の如く駆け回ったり、軽々と屋根の上へ跳び移ったり、片手で果実を砕いたりを平然とできる程度。青みの緑眼と上がり眉は凛々しく、地でストレートの髪は暗緑色のセミロング。普段は寝癖を軽く弄ったまま放置していることも多いが、作戦前には必ず整えてポニーテールにしている事が多い。服装はメイド服でありながら機動性と防弾性を兼ね備えたもの。カフス付の暗めの緑シャツと白エプロンにホワイトブリム。といっても、メイド服ならではの清潔感は微塵もなく、大抵ボタンを緩めていたり、腕を捲っていたりと着崩している。下半身は動き易さを加味してスカートではなく、立っつけ袴のようなレギンスを履いており、腰部のベルトにポーチや手榴弾を装備する。手足には白か黒の手袋とソックス、足元にはロングのミリタリーブーツを履き、常に接敵に対応できるよう、整備を怠らずに心掛けている。

【持ち物】

・ウィンチェスターM1887
アメリカ製のレバーアクション式散弾銃。彼女はこれを“相棒”と呼び、暗殺を除いて如何なる時も携行している。

・スプリングフィールドM1861
アメリカ製の前装式マスケット。長年連れ添った“相棒”。一部の作戦時にのみ携行する。

・コルトM1851
アメリカ製の雷管式シングルアクションリボルバー。こちらも“相棒”と呼ぶ。ほぼ常に携行しており、小回りが必要な場面で用いる。

・ミルズ型手榴弾
イギリス製の卵型手榴弾。消耗品かつ組織に入ってから手にした為、特に呼称はない。彼女の筋力も合わさって、一般的な距離より遠く投擲できる。

・医療キット
包帯、鎮痛剤などの封入されたポーチの数々。鎮痛剤はモルヒネ性。

【能力】“Believe in Bravely”

“忠誠心”を元に身体のスペックを向上させる能力。中でも耐久力・再生力が著しく向上し、彼女は単純に鍛えられた常人よりも頑丈な肉体を持つ。地味な能力ではあるが、組織への高い忠誠心を持つ彼女にとってその効果は絶大で、ガラス片程度では傷すら付かず、浅い切り傷や火傷程度なら数十秒(3ロル)程度で修復され、たとえ身体の一部を折ったり抉る程の深い傷だとしても、半日から一日安静にしていれば自然治癒する。

弱点は“忠誠心”。彼女は言葉巧みな話術に惑わされることはないが、洗脳などによって精神が揺らげば、能力の効果は無くなってしまう。また、単純に意識が失われたとしても効果が失われる。

もう一つの弱点は“毒”。いくら頑丈な彼女でも、解毒後の治癒力こそあるが、体内から蝕まれれば意味がない。身体能力は必然的に低下し、体力も消耗していく。

【過去/備考】

一人称/アタシ、(ドロシー様)
二人称/アンタ、お前(テメェ)、etc.

好/酒、喧嘩、ミルク
嫌/嘘、煙草、クスリ

---

先代に拾われたメイド。

とある上流貴族に仕えていたが、家事適正の低さや奉仕態度の悪さから半年経たずで解雇。路頭に彷徨っていた所、刃物を持った数人の野党に襲われるも、一切の劣勢を見せることなく素手で撃退。その様子を見ていた先代からオファーを受け、半日に渡る交渉の末、七割増しの給料と三食の食事と寝室を条件に雇用された。

当時の年齢は11か12であり、まだ背丈も体格も至って普通だったとのこと。主人が変わっても態度と口調は変わらず荒かったそうだが、先代の性格もあり受容されていた様子。“メイド”というより、“戦闘要員”として、その能力を見込まれたようだ。

メイドでありながら、何故か“銃火器や兵器”に対して職人並に知識を持ち合わせており、整備も得意とする。彼女が“相棒”と呼ぶそれらは、交渉時や加入時には見当たらなかったが、いつの間にかスリング等の装備ごと担いでいたらしい。



“彼の息子”に対しては複雑な感情を抱いている。
PixAI より
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F
Failさん (913c6akk)2024/2/12 13:29 (No.94891)削除
【名前】
グラナット・ダリア
通称「霧に潜むオーガ」
別称「血濡れのダリア」

【年齢】
52歳

【性別】


【所属】
クラメットマフィア

【性格】
それはまるで竹を綺麗に真っ二つに割ったような、実直という言葉をそのまま表したような性格をしている事だろう。
歳も手伝ってなのか、あまりにも豪快であり、難しい事は考えたがらない面倒くさがり屋な部分も見受けられるが、基本としては気さくな気の良いおっちゃんと言える。近所などに一人は居そうな感じだ。

細かいことを気にするような質(たち)でもないので、団員が何か些細なミスをしても大きく笑い飛ばして、相手が気にしないように、そして深く気負い過ぎない様にしたりする。勿論そこで終わりではなく、ちゃんとミスした事に対するカバーをし、上に隠すことをせず報告して、一緒に謝る面倒見の良さも持ち合わせている。

【容姿】 
褐色の肌に、歳を一切感じさせぬ程の鍛え抜かれた筋骨隆々の体を持ち、身長は198cmと高く、手も大きくリンゴ程度なら握って軽く包める程、足も29cm、体重もその大きさに合わせてなのか80kgは優に超えている、全てにおいて大柄な体躯をしている。しかし猫背にもならず、しゃんと立っているのを見る限り、体幹も相当なものだろう。

髪は燃え盛り、全てを燃やし尽くし、まだ燃やし足りないと象徴する様な紅蓮色をしており、根元は燻りを見せながらも熱を宿すような黒色をしている。白髪が一つと見当たらず、余計に歳を感じさせない要因の一つと言えるだろう。短く切り揃えられた髪は全て後ろへと流すように纏められており、一種の清潔感は感じられる。オールバックに対し、怖さといったものを除けばの話ではあるが。
目は大きく開かれており、下手なことでは閉じないのでは?と思わせるほど。色彩は黄色みが濃く出ている茶色に近しいものをしており、不思議な色合いを持つ。左に大きく縦に裂かれた傷跡、そして程近い頬部分に3つ程の裂傷跡がある。
髭は多少手入れされど、その殆どは無精髭に近く、軽くもみあげと繋がり掛けているのを見る限りでは、大雑把な感じである。触ればジョリジョリとした部分と、手付かずで伸び切った少し柔らかな部分とで分かれている。口周りには髭が生えてない。

服装は常にスーツを身に纏っているのだが、基本着崩しているので意味があるのかは不明。かっちりしたいのか、そうでないのかは本人に聞くしか知る手立てはないだろう。
また、外していることが少ないくらいにはサングラスを着用しており、人と話す時は少し下にずらして瞳で相手を捉えながら喋る傾向にある。

【持ち物】
・回転式拳銃
マグナム弾を用いた、ありふれたリボルバー銃である。威力はご存知の通り、人間に対して使えばお釣りが来る。
弾薬も予備として12発分はポケットに裸のままで突っ込んでいる。他の形式のリボルバーでも言えることなのだが、装填に時間が掛かり過ぎる為、普段使う上でオススメはされない。
反動も勿論のことながら凄まじいもので、一般の男性が撃てば肩を脱臼し、衝撃で尻餅を付けば接地面が骨折を起こすと言われている。慣れてない人間が使うものでもないが、慣れている人間も注意が必要な武器とされている。
滅多な事では抜くことが無いが、余程の緊急時であれば彼はこれを抜き、撃つことだろう。
普段は服の内側で、腰辺りに挟むようにして差し込んでいるので外からではパッと見では分からない。

・投擲用ナイフ
本来のナイフよりも幾分か小さく、投げるには持って来いな大きさと重量をしている。取り回しも効きやすく、小柄な者でも悠々と振り回すことが出来るだろう。

・メリケンサック
男と言えばやはり拳である。上記の拳銃を使わない場合、大抵がステゴロで済ませることが多い。ただでさえデカい彼が、特注の大きいサックを付ければその被害はどれ程のものか、語る言葉はそう多くない。

・タバコ(銘柄は不問、吸えりゃ良い)
これと言った拘りが無いらしく、その日の気分などによって吸っている物が違う。何なら葉巻もどこぞから手に入れて吸っている姿も見られることだろう。かなりのヘビースモーカーであり、彼の周りは常に煙が漂っていると噂されるほど。

・携帯型ボトル(酒)
簡単に言うならば水筒。中身は水かと思えば酒であり、度数がかなりキツい物が入っている。迂闊に触るなかれ、それは鬼の酒なり。触れれど安易に呑むことなかれ、それは意識を落とす鬼の酒なり。

・大型戦斧
それは常備しているわけではなく、重要な任務やマフィア間での抗争がある時にしか持ち出されない彼専用と言える戦斧。基本使うことが無いのでほぼ肥やしにしかなってない。一先ず言えることとしてはデカい、明らかに常人が扱うような大きさではない。また、大きさに比例して重量も半端なものではなく、仮に一般成人男性が持ち上げようとすれば、逆に重みで潰されることとなるだろう。普段は部屋に乱雑な形で立て掛けられている。手入れは十分な程にされており、刃の部分も剥き出しなので触る際は注意が必要。

【能力】「Demone Della Guerra A Doppio Taglio」直訳を『諸刃の大戦鬼』

己の血を媒体とし、並外れた人外の力を得る。発動方法は恐ろしい程に至ってシンプルであり、発動しろと念じれば効果が表立って出てくる。
効果としては1d5+5ロルの間、自身の身体能力と反射能力を飛躍的に向上させる。向上した身体能力は、その巨体からはとても想像が出来ないほど俊敏に動き回り、思い切り踏み込んで走ったならば大地にその足跡を残す程だ。反射速度も異常であり、銃は軌道上を予測し得た上であれば、物にも依るだろうが軽く避けてかすり傷程度に抑える事も出来るだろう。ただでさえデカい体が、更に一回りほどデカくなり、その分筋肉も増量され、一撃がより一層に重くなるので発動したかどうかは一目で見抜ける事だろう。通常時の体躯が、他の人物より圧倒的に大きいのも、この能力が原因である。

デメリットとして、まず体躯が通常よりも更に一回り大きく膨れ上がる(大凡1.5倍相当。身長で表すならば約3m)ので、熱放出量がバカにならず、少し動いただけ(ニロル間)でも熱中症予備軍入りとなる。水が近くに無い場合はそのまま意識が朦朧とし、次のロルで気絶するように倒れ込む。2つ目に上記のデメリットと上手く付き合い、難なく戦闘を回せたとしても一日に発動出来るのは二回までが限界である。本人は発動するのは一回までと制限をかけている。だが仮にまた発動させたとして、二回目の時点でも血液が瞬間湯沸かし器で沸かした様に熱く巡り、体中の血管が浮き出て、熱を逃がすために体から蒸気が溢れ出るのだが、これ以上に発動をしようとした場合(禁断としている三回目の発動)、全身の血液が限界以上の沸騰を起こし、最悪の場合死に至る。これは本人も自覚済みであり、過去にクラメットの先代ボスに打ち明けている。この情報が今代のボスに引き継がれているかは不明。3つ目として反射速度が向上しているとは言え、第六感が大きく向上して働いてる訳では無い。なので普通に不意打ちは効くし、見えてない攻撃はどう足掻いても避けようが無く当たる。4つ目に脳に掛かる安全制御と、体の負担を度外視した能力な為、発動後の疲労や襲い掛かる倦怠感、体力の消耗も凄まじく、1d3ロル間は動くこともままならない。
一時的に強大な力を得るため、己の身体を極限にまで削るそれは正しく「諸刃の剣」である。

【過去】
これはまだ今よりも昔の話、この世界において貧困による捨て子は珍しくなく、彼もその多く居る捨て子の中の一人に過ぎなかった。そしてそれを対象に、様々な悪辣なる魔の手が伸びることも、さして珍しい事ではなかった。
彼も生まれついての髪とその瞳、そして男という理由でそれなりの価値になる奴隷になりそうだと魔の手が伸びそうだった時、何の気まぐれか、因果か、それとも運命か、クラメットマフィアの先代に拾われ、そのまま流れるようにファミリーへ身を寄せた。
彼がそのまま離れず、マフィアに所属するのもただの時間の問題であった。抵抗感も特に無く、すんなりと裏世界を受け入れた彼は、先代に対する多大な恩義もあり、そのまま何処へ行くこともなくずっとクラメットマフィアに仕え続けている。
拾われた当初は暗く、口数も少なく、塞ぎがちで目に光すら宿っていなかったが、今となってはそれらのブランクを全て埋め尽くし、取り戻さんばかりの勢いが見られる性格まで成長した。今代のボスも小さい頃から知っており、軽口を叩ける数少ない一人となっている。

勿論ながら裏社会であるこの世界で、死にかけることはザラではあるが、中でも本気で死にかけ、そしてそのまま死ねば良かったのに…と後悔をしたのはとある他マフィアとの抗争で、能力を二回使った時だろう。
能力を二回発動した事により、理性すら蒸発するくらいに血が熱く巡り、頭に血が登ってしまった彼が取った行動は獅子奮迅と言う名の「虐殺」と「暴走」。その姿に相対する相手だけでなく、家族である味方にすら恐怖を与え、挙げ句に"_____________"経験を持つ。
所属するマフィアに、何よりも愛すべきファミリーに勝利を齎しはすれど、それによって返ってきた反動と、払われた代償は何よりも大きかった。幸い先代の意向によってマフィアに残ることを許されたが、その当時の事件を多少知りはすれど、深くまでは知らない仲間が彼を恐れ、ボスには気付かれない水面下にて、陰で口を叩くようになったのは言うに難くない。
何よりも彼が、彼自身がグラナット・ダリアと言う名の男を、自分自身を許してはおらず、自分に対する腸(はらわた)が煮え繰り返るような思いと怒りの中でその状況を甘んじて受け入れて今を過ごし続けている。常人の精神力ならば途中で折れ、発狂しても可笑しくないような状況下だが、それでも彼は今を生き続けている。
そして、そんな過去を持つ彼だからこそ、仲間の命は何よりも重んじるし、重要な席に【____】の罪を背負った自身が、座る資格も何も持ち合わせちゃいないと話を蹴り続けている理由である。

【備考】
比較的、若い者達が集うこのマフィア社会においてでは珍しいタイプとも言える、古参とも言える古株の一人。
自身の所属するクラメットマフィアに関しては、古くから世話になり続け、また色んな人物の面倒を見てきたりなどもしているので思い入れとしてはかなり深い方である。年齢、経歴、実力、風格、どれを取っても幹部としての条件は満たしているはずなのだが、本人がそれになることを毛嫌いしており、幹部の話なんて出ようものなら苦虫を噛み潰したような顔つきになって、すたこらとその場からとんずらを決め込むことでしょう。
対して敵とも言えるM.O.Dにはそれ程に強い敵対意識は向いていない模様。何か新しい勢力が出てきたな…ま、新進気鋭って感じだし、新しいのが出てくるのは今に始まったことではないか。ぐらいの認識。それ故にちょっとした絡まれや、相手取るほどの挑発でない限りは笑って流して済ませる程度で終わる事だろう。仮に相手が組織を気にすることもなく友好的に接してこようものなら、こちらも友好的に接する。だが、どれだけ仲良く交流を深めようと、戦地で敵として出会い、立ち塞がって相対するならば慈悲無く潰しに掛かってくる事だろう。

それとは別に、性格で「難しい事は考えたがらない」と記載したが、別段"難しい事を考えれない"という訳では無い。寧ろ、今までの人生で積み上げてきた知識や、この裏の世界で生きて重ねに重ねた経験を活かした助言や作戦の提案、果てに参謀の代わりや指揮すら務める事も出来るだろう。知性を持ち合わせた化け物、それだけを聞けば敵からすれば、かなり厄介な相手となる。それでもやりたがらないのは、やはり面倒臭いからなのだろうか。その真偽は他人には判断しかねることだろう。

【SV】
「おう、俺がグラナットだ。あん?クラメットと間違えそうだぁ?ガッハッハッハッ!!リオの小僧じゃなく、俺がクラメットの看板か、そりゃ面白え!!ま、覚えにくいならダリアでも良いぜ、こっちはあんまし好きじゃないんだがな……お前さんが呼びやすい、好きな方で呼びな。とにかく宜しく頼むぞ?精々背中を預けられるくらいには成長してくれや!!」

「どーした、小僧、しょぼくれた顔しちまいやがって。…?何だ、その程度の失敗か!クカカカカ!!気にすんな!失敗なんざ誰にだってある、聞いて驚くな?お前の失敗を俺は過去にも起こしてる!何ならお前より先に入ったアイツとかな!だからクヨクヨすんな、な?」

「げぇ…またお前か。何だ、話ってのは。幹部の話なら聞きたくねぇぞ、俺等のボスが決めた事柄だ、例えお前であろうと意見する力も何も持たねぇだろ。それに、俺は幹部とやらに興味はねえ。その席に着く気も、資格すらもねえよ。おら、分かったらとっとと行った行った。仕事がお前を待ってるぞ、ちゃっちゃと片付けて功績の一つでも上げてこい、馬鹿めが。ったく、どいつもこいつも……__俺に似合うのは、十字架くらいだろうな…」
F
Failさん (913c6akk)2024/2/27 18:44削除
・大型戦斧、Mr.ファットとの戦闘において致命的破損により、新たな物が手に入るまで半永久的に使用不可
返信
返信1
さん (91pq5d6d)2024/2/27 13:57 (No.96534)削除
【名前】

chord name:Jane/ジェーン

name:Shelly/シェリー

【年齢】

18歳(組織に拾われてからの年数。)

【性別】

female/女

【所属】

クラメットマフィア/構成員

【性格】

真面目で根暗。幼少から組織の人間の元で育った為彼らを文字通りの家族だと思っている。
反面、自己肯定感が低く基本的に自らは組織の銃、組織の武器としてあるべきだと認識しており、必要に応じれば自身の命も顧みない自己犠牲的な選択肢を迷いなく行動に移せる。
上記のことからいつ死ぬことになったとしてもあまり誰かの記憶に留まらないよう、喜怒哀楽は人並みにあるが意識的に抑えており、誰の懐にも入り込みすぎず一歩引いた関係に留まる傾向にある。
組織の為の殺しならば冷徹無情、慈悲も容赦も罪悪感もなくトリガーを引ける、然しあくまで仕事と割り切っているだけであり、暴力や殺人に快楽を見出す類には嫌悪を抱くだろう。
また、己に対する謗りも蔑みも仰る通りですと寧ろ自らを卑下して受け流すが組織に対する侮辱は決して許さず激昂する姿を見せる。

【容姿】

短めの金髪、淡い青色の瞳、少女のようなあどけなさ残る顔立ちと大人の色香を仄かに漂わせた丸みのある発育の良い身体付きが特徴。身長170cm。
基本的にはレースのあしらわれたシャツにコルセットを巻き付けたパンツルック。銃を携帯する際はホルスターを隠すのに上から厚手のコートを羽織る。

【持ち物】

レミントンM1858
米国産、装弾数6発、44口径、黒色のリボルバー。
工具なしでシリンダーごと取り外して弾を再装填可能な彼女の愛銃。予備のシリンダーを数個共に所持。

コルトM1877
米国産、装弾数6発、38口径、鈍色を放つ無骨なリボルバー。
ダブルアクション、即ちトリガーを引くだけで連射可能な世界初の回転式拳銃として有名。
多勢を相手にする際には此方を重宝する。

ウィンチェスターM1873
米国産、装弾数14発、44口径、全長約1.2m、有効射程凡そ200m、黒色の銃身に木製のグリップが映えるレバーアクションライフル。
常用しているわけではなく主に狙撃が必要な任務の際に携帯。

【能力】

『刹那の瞳』
常人以上の極めて優れた動体視力を発揮できる、異能というよりは特異体質に近しいもの。
視線や身体の動きから次の行動を予測し対応する事が可能であり、銃撃の命中率を大幅に高める他、逆に彼女に対する射撃に関してはその優れた身体能力と反射神経も相まって至近距離の銃撃すら回避し得る。
故に対面した状態での銃撃戦において、彼女に敵う人間は存在し得ないと言っても過言ではない。
弱点は当然と言ってしまえばそれまでだが、眼に依存するが故に視界不良になればその強みを活かす事もできなくなる。
光源のない暗所、月の出ない夜、霧に覆われたこの都市で眼を十全に扱えない場面はままあるだろう。

【過去】

時世では珍しくもない話、路地裏の夜鷹と行きずりの男のとの間に生まれた赤子。
路上に打ち捨てられていたこれを拾ったのがクラメットマフィアの構成員グラナット・ダリアであり、暫くは先代の建てた孤児院にて厄介になっていた。
後にその瞳に宿るものの存在が明らかとなり、彼女自身の強い希望もあって自らも裏社会の人間の仲間入りを果たす。
以降鍛錬を積み組織に拾われ齢十五、丁度先代が亡くなった時期のゴタゴタに半ば巻き込まれるような形で初めての仕事、初めての人殺しを経験する。
以後、暗殺、護衛、裏切り者の始末など荒事担当として組織の中での立場を確立していくことと相成り、現在に至る。

【備考】

一人称:私 二人称:アナタ、アンタ、お前…他

名前は彼女を拾い上げたグラナットがそのまま名付けたらしい。
コードネームは身元不明の死体を示すJane Doe/ジェーン・ドゥから。
能力もさることながら幼少から鍛えた基礎的な身体能力は常人離れしている。
体が資本である都合大食漢、好きに食べて良い時は二、三人前を涼しい顔で平らげる、質より量に拘るタイプが美味であるなら尚嬉しい。
抗争や小競り合いの折にリボルバーを二丁振り回す小娘の姿があるというのは能力者だということを加味しても異様と言う他なく、クラメットマフィアがそういう少女を飼っている、という話が界隈には噂として囁かれる程度には存在するとかしないとか。
自己犠牲精神が激しいのは命を拾われたからには命を懸けて返すべきなのでは、という組織に対する恩義からきているものである。
自らの出生に関して聞かされている為か、必要とあらば"身体を使う"事にも躊躇はない。

【SV】

「私に任せてよ、その仕事。危ない橋なら先ずは鉄砲玉に渡らせないと、でしょ?」

「泥の中から掬い上げられたんだ、命を懸ける理由はそれだけで十分過ぎるんだよ」

「私はクラメットの銃、クラメットの放った弾丸……クラメットがお前に向けた殺意だ」
返信
返信0
F
Failさん (913c6akk)2024/2/24 13:42 (No.96200)削除
【名前】ジェームズ・ボトム・サンドレア
通称「智謀なる悪魔」
別称「冷血のサンドレア」またを「モリアーティ」

【年齢】47

【性別】男

【所属】クラメットマフィア

【性格】一人称は「私」の一つのみ、裏では「僕」や「私」。二人称は「あなた」、裏では「手前」や「お前」、もしくは「キミ」
その気品溢れた性格を有り触れた言葉で表すならば、英国紳士とも言えようか。とても人当たりが良く、愛想も抜群であり、物腰の柔らかな対応で仲間から信頼を得ている。仲間の傷は己の傷であり、守れなかった恥と戒めだと考えるくらいには仲間意識を強く、そして重く考えている。優しさもあり、口調も丁寧で礼儀正しい。正しく完璧な超人染みた性格を持ち合わせていると言える。しかし時折、何処か冷たさを思わせるものを帯びている。それは言葉でも読み取れるだろうし、行動の何処かでも感じ取れるかもしれない。現にそれを感じさせる部分の一つとして挙げるならば、仲間が傷つかぬ事を何よりも願うが、その考えと優しさが敵へと向くことは決して無い所だろうか。

だが、これはあくまで『表の顔』の性格に過ぎない。

本来の彼の性格は欲望に何よりも忠実であり、誠実であり、欲しいものがあれば手にする欲に塗れたものであり、人を人として見ぬ、社会性が欠如した、人間として如何なものか?と問い掛けたくなる様なものをしている。口は悪く、裏切りや暴力など当たり前に許容し、必要ならば息をするように実行する。だが、徹底するのは『自分の手では起こさない』。あくまでも他人を利用し、唆し、誑かし、果てに実行させて自身の望みを叶える狡猾さをしている。絶対に自分の手は汚さないのだ。謀略も常に張り巡らしており、あまりの緻密さはとても他の人が真似しようとしても出来るものでも無い程。その知能の高さとしては、自身が張り巡らした罠に敢えて自ら引っ掛かり、あたかも標的とする者に仕掛けられた様にして、何の違和感すらも持たせること無く仲間の信頼を勝ち得て、自分は動かず手を下さず、得た仲間で標的を暗に始末する程。使えるものは潰れるギリギリまで使い、要らないモノは容赦も慈悲も思い入れも何もなく捨て去る割り切りの強さを持つ。力が全てのマフィア界において物珍しい、机の前に座して情報を統括し、果てには策を巡らせて動かず頭脳派な、正真正銘の"クズ"である。

【容姿】白さが所々伺える、少し後ろへと流して整えられた短めの髪型をしており、顔の表面に少し現れてきた皺もあってか初老の男性を思わせる。よく笑っているのか、目尻にも皺が有り、温厚そうな印象を与える事だろう。人よりも少しばかり細い目は、明るめの灰色をした瞳をしており、温厚そうな割にその光は冷たさを孕んでいる。髭は顎周りには無く、ちょび髭と呼ばれるものがある程度。ご自慢のものなのか、手入れは欠かしてないので触れてみれば結構ふわふわ。触り心地はかなり高い。
筋骨隆々というわけでもなく、さりとて細過ぎるくらいにガリガリと言うわけでもない。中肉よりかは少し細めくらい。身長は184cmと少し高めな方。
これと言った定められた服装は無く、その時によって着ているものが違うが多いのは燕尾服だろうか。執事服とも言えよう黒く礼式ある服に身を包んでおり、パッと見では黒を所属する色とするM.O.Dにも見えてしまうだろうか?次に見ることが多い服はバーテンダー等が着るようなものだろう。どちらにせよ、キッチリとしたものが多い印象である。

【持ち物】
・コイン
特に何の変哲も無い、この世界の硬貨。
・懐中時計
・蜘蛛型ブローチ

【能力】無能力者
欲望を抱きながら、能力を持たない彼は特異に見えるだろうか?あぁ、その感覚をどうか大事に。そして見事なまでに____してくれ。

【過去】
21の時、当初ではまだ名を馳せていたマフィアに所属していたのだが、彼は突如としてクラメットマフィアに鞍替えをした。何を思ってそうしたのか、当然ながら周りの者は知る由もなかった。後腐れも特に無く移動したらしく、前のマフィアから詰められるような事は無かったらしい。そしてそのマフィアは次の月を迎えることもなく、『謎の事件、或いは事故』に依って壊滅、事実上の解体となった。本人に聞いても、「何か嫌な予感がしたので長く続きそうな方へと移動した」「一身上の都合としてマフィアを抜けたのは事実だが、当初のボスとはちゃんと話をつけている。何も問題など残してないし、起こしてもない」と供述している。実際、過去に所属していた事以外、何の関連性も出てこなかった事から不問とされ、参考人から外されている。それから今に至るまでクラメットに所属し続けている。

【備考】彼は過去に、当初齢にして4歳位の幼いリオ・クラメットを、ダニエル・クラメットやグラナット・ダリア、その他の古参や幹部、関係者に至るまで預かり知らぬ場所とタイミングで、片手があれば足りる程度の回数の、『"自分の"』願いを叶えて貰っている。その内の一つの願いは【どの様な不祥事や問題が起ころうと、もしくは自身が起こそうと、クラメットマフィアから除名を含む、汎ゆる罰則を受けない事】であった。これに依って彼は如何なる事に巻き込まれたり、引き起こされたり、自身が原因として問題を提訴されようと、クラメットマフィアを辞めさせられる事無く至っている。対価として彼が幼いリオに払ったモノは、嘗て家族同然として世話になった筈のマフィアであった。彼が持つ不思議さを一つ挙げるとするならば、彼はクラメットに対し あまりにも異常なほどに固執しているくせして、クラメットに、そして何よりも先代のボスである【ダニエル・クラメット】にも、近代のボスである【リオ・クラメット】にも、忠誠や忠義と言ったものは疎か、これと言った欠片の感情など何も持ち合わせてないのである。何があってクラメットマフィアに固執しているかは不明であり、知りたいならば本人に問い質す必要がある。
また、如何なる手を尽くし、情報を得ようとしても彼の真の詳細を得るには至らず、全てが全て信憑性が微妙に足りるようで足らない情報ばかりとなる。それは敵だけでなく味方も同様であり、何をしようと彼の周囲の事などは朧気に知れても、『彼自身』に関することだけは叶わない。挙げ句に、『それ(情報を得られない事)に対して違和感すら抱けない』のである。これもまた、過去に叶えてもらった願いなのかどうかは真偽不明である。
一番厄介なのは、彼がこの叶えてもらった願い全般を対象として【リオ・クラメットが叶えた、ジェームズの願いを______様にする】願いだろう。これの対価として払ったのは『__』であり、故に彼には『__』と呼べるものがこの世には一切と存在しない。しかし、ソレは彼にとってはあっても無くても変わることなど無く、大切だなどと嘯きながら平気で差し出す当たりはお察しだろう。
また、幼いリオ・クラメットが願いを叶える際に現れる、詳細の書かれた黄金の紙は彼がこの世界の何処かに保管しているらしい。何処にあるかは彼しか知り得ないのもあり、またこれらの情報も世の闇に葬り去られており、全ては彼の手の内のみである。

因みに彼が今代のボスである【リオ・クラメット】をどう認識しているかであるが、「使える道具(願望機)」である。この考えは表に出す気も無いので誰も知る由は無いが、一応記載しておく。

【SV】
「あぁ、あなたとは初めましてですね。私、名をジェームズ・ボトム・サンドレアと言います。少し長いので覚え難かったり、言い辛かったりしたら、気軽にジェームズとでも呼んで頂ければ。是非によろしくお願いしますね」

「おや、頼み事ですか?構いませんよ、お手伝い致しましょう。…優しい?とんでもない、当然のことをしてるまでですよ。そう思われるほどの事などしてはいません」


「ハッ、どいつもこいつも忠義だの何だの笑わせる。青さしか感じられんクラメットのボスには人望がある?カリスマ性が感じられる?やれやれ、節穴にも程があるだろ。目に見えてたそれは、そう見せる為のただの飾り(代わり)だったか。ったく、冗談と戯言は程々にしてくれねえか?あんなお飾りのボス(道具)に忠誠なんざ誓ってどうすんだよ、なぁ?」

「アレ(リオ・クラメット)か?道具として見るんなら、一流も一流だな。Sレートなんてもんじゃねえよ。だが、どいつも使い方が分かっちゃいねえし、為ってもねえ。殴ってストレス発散しながら願いを叶えてたバカも居たが、足が付きゃ終いだ。頭が足りてねえ奴から徐々に消えていくのが、この世界の仕組みなのさ」

「どうした?まだ戦術の一端すら見せ切ってないぞ?情報戦をするのだろう。戦術を変えろ!状況を端の端まで知れ!踊り疲れるにはまだ早いだろう!さぁ、立ち上がれ!本気を見せ、足搔いてみせろ!!早く!!早く早く!!早く早く早く!!」

「そんなだから衰退すんだ。これだから頭の無え奴は…ちょっと頭を捻りゃ分かる問題すら解けねえんじゃ、程度が知れる。帰っていいぞ、お前?」
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みかんさん (90xrbk4n)2024/2/24 11:38 (No.96188)削除
【名前】
ライアン=ハント
【年齢】
30歳
【性別】

【所属】
M.O.D
【性格】
一人称:オレ。二人称:あんさん・(名前)呼び捨て・お前・(親しいもの)あだ名など。雨が上がった後の太陽のようにカラッとした性格。明るくて気さくで話しやすいだろう。子どもが大好きでよく相手をしたりしている。覚悟を決めたならば、何があってもやり遂げる度胸がある。友人や仲間だと思ったものは大事にする。"うさぎ"の品をよく集めている。
【容姿】
身長:176cm。体重:68kg。前髪は長く左側は垂らしており、右側の横髪をかけており、灰色の髪。左目は失われており、右目はエメラルドを思わせる緑色の瞳を持っており、タレ目。白い肌で体つきはいい方であり、優しげで爽やかな顔つきを感じる。左目には白薔薇の黒の眼帯を、両耳には紅のダイヤの形をしたピアス。インペリアルトパーズの指輪をネックレスにしており、黒い手袋をつけている。ハイネックの黒いシャツに、胸を縛り付けるような赤いベルトを付け、大きめな白いシャツを腕まくりしており、後ろがY型の黒のサスペンダーベルトを付けており、黒い七分丈のズボンに、黒い革靴を履いている。そして謎にうさちゃんグッズをつけている。
【持ち物】
・ダガー(刃渡40cmで黒い持ち手のところに白薔薇が描かれており、刃のところにはうさぎとヤドリギが彫刻されており、特注。いつも30本は持ち歩いており、刺したり飛ばしたりしている)
・インペリアルトパーズの指輪(この指輪だけは誰にも触らせようとはしない。今はネックレスにしてつけている)
・うさぎコレクション(彼が集めているうさぎグッズ。共通してみんな"白"である)
・食べ物(干し肉がほとんど)
【能力】
スパイダー・クラウド(蜘蛛の能力を使える。手足から粘着性又は非粘着な糸を出したり、消化液を流したり、体の30倍ものジャンプをしたり、壁や天井を這い回ったり、360度見ることが出来たりと蜘蛛が出来る事ならば大抵できる。デメリットは1日1回人間の血を飲まなくてはならない。もし血を飲まなかった場合は、次の日血を飲むまで過眠症となり、眠気で攻撃された時必ず当たるようになってしまう。また体力の消費が激しく戦闘の際は5ロルに1回は何も行動が出来なくなる)
【過去】
彼は10代の頃に父殺しをした罪人である。何故親を殺したのかは明かしていない。M.O.Dへの加入の際はその父の頭だった。メンバーの中で加入以降の過去を知る者はいない。本人もボスにすら語っていない。だって過去をいう必要はないはずだから。また3年前M.O.Dが一躍置かれるようになったとある中堅規模のマフィアの情報を流したり、暗殺を得意としている事から、生まれは裏社会の人間である可能性が高い。
【備考】
推定10年以上はM.O.Dに関わっている存在。今のボスがM.O.Dに加入した時に入ったのである意味同期。彼がボスになったのを見た時は、はぇー、上手くやりがったなと感心をしていた。同期だからと言っても、ボスはボスなのでちゃんとそこは弁えている。うさぎマニアかよと言われそうなぐらいウサギを持っている。本人曰くつい、集めちゃうんだよなっとのこと。暇があるとインペリアルトパーズの指輪を眺めていることが多い。周りのメンバーからは秘密が多い人だなと思われているかもしれない。誕生日は5月18日。

目標《クラメットマフィアを壊滅させること》
【SV】
「よっ!オレか?オレはライアン=ハントっていうぜ。まぁまぁ、色々あると思うっけど仲良くしようぜ」
「うさぎっていいよなー。分かるぜ分かるぜ。うさぎを見ていたらさ、辛いこととか忘れられるんだよな。後、頑張ろってなる」
「おい、お前。クラメットだな?クラメットだろ。嘘をついても無駄だぞ。オレは"お前"を知っている。許さねぇぞぉぉぉぉぉぉ!!!」
「3月11日はライラックを飾るんだ。んだぁ?オレに似合わないって?あははっ!違いねぇや!」
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神武さん (917vqsbp)2024/2/24 00:41 (No.96166)削除
【名前】ジョージ・チャップマン
【年齢】36
【性別】男
【所属】クラメットマフィア
【性格】厭世的で皮肉屋。常に気怠げに話し、人と関わることを望まない。ただし、喧騒を好み、人通りには積極的に出てくる捻くれ者。
【容姿】紳士然とした燕尾服を常に着用している。ピンと伸びた背筋に反して顔色は常に悪く、鋭い釣り目をパンダのような隈が覆っている。
金髪碧眼で、髪型は常にオールバック。
【持ち物】
仕込み杖
紳士用のステッキ。持ち手を取り外すことで小槍となる。槍の先端に“返し”があり、引き抜く際の衝撃で先端が外れる仕組みとなっている。
槍の先端
ベルトに3つ備え付けてあり、必要に応じてリロードする。ただし、あくまで予備のものであり、耐久性は保証されない。
【能力】
『郷愁』
「彼によってつけられた傷は、全て古傷となる」能力。断面は塞がり、血はたちどころに止まる。自身によって生じた傷を生来あった身体上の欠陥へと変換する、超限定的な過去改変能力と言い換えてもいい。常時発動型の能力であり、自身についた傷であれば敵から受けたものであっても自動で発動する。
あらゆる再生系能力への強力なメタとなる一方、単純な斬り合いの上では相手の失血死のリスクを0にするというデメリットも内包する。また、能力上の抜け道として、再生は阻害するが新生は防げない。(クラメットマフィアのボスの能力を例とすると、彼が左腕を切り落とした場合“腕を治してくれ”という願いは無効にするが、“左腕のあった場所に新たに第三の腕を生やしてくれ”という願いならば無効化できない。)
【過去】
ついた傷は治せない。
だから男は、傷の過去たるを望んだ。
故に男は友を喪い、神の不在を証明した。
【備考】
明朝教会を訪ね、入り口を眺め立ち去ることを日課としている。
必ず「ね?」を付ける特徴的な語尾をしており、そのためか強面や捻くれた言動に反して物腰は柔らかい。
【SV】
「ジョージ・チャップマン。…私の名前など、覚えたところで益はないがね?」
「素晴らしい研鑽だね?尤も。全て無駄だ、ということに目を瞑ればだがね?」
「信心は大切だね?君がそれを備えてくれれば、殺す時に躊躇しなくて済むね?」
【イメソン】
?si=aa-hHQFfVeqkNNpu
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猫餅さん (91k3lbeh)2024/2/23 21:59 (No.96155)削除
「''あの人''は、きっとここにいる」

【名前】
Luna・Eliot__ルナ・エリオット

【年齢】
16歳

【性別】
女性

【所属】
クラメットマフィア構成員

【性格】
マフィアにはそぐわないような慈悲が深い少女。
人を手に掛けるのはあまり好きではなく、なるべく早く楽に息の根を止められるように日々努力している。
一人っ子だったからか多少幼さが抜けない馬鹿正直だったり甘えたな部分もある様で、敬語も堅苦しくて嫌いらしい。
年下には勿論、年上にも「この人は緊張しすぎなくても大丈夫かな」と判断すれば自然と豊かな表情が見れることだろう。
大人びているのか子供なのか分からない様な人間が彼女なのである。

【容姿】
髪色は淡いアッシュグレーと言ったところか。ふんわりとしたストレートでハーフアップをしている。目元はどことなく和らいでいる印象を受けるというか、垂れ目気味であり、瞳は色が淡く、ぱっと見白っぽいがよく見ると桃色が混ざっている事に気付くだろう。服装は黒いワンピース。袖は能力が発動しやすいように長袖ではなく、敢えて七分丈辺りにしてある。ワンピースの丈は膝がギリギリ隠れる位で、靴は黒い編み上げブーツを履いている。

【持ち物】
ポケットナイフ:刃を出してみると意外にリーチがある。自宅の両親の持ち物から盗み出してきたもの。
小型の銃:銃遣いはあまり慣れていないのであくまでも非常用として。かといって使えない訳でもなく、絶賛練習中。


【能力】
「液状化/自己再生」
ぐにゃぐにゃと体を操り、再生を早めたり敵の攻撃を避けたりできる。
物理攻撃に強く、殴られても蹴られても、銃弾にも対応することが出来る。
例えば腕を切り落とされたとして、その腕を拾ってまたくっつけてしまえば傷はたちまち治り、あっという間に完治してしまう。
だがこれには限度もある。あまりにも攻撃を受けすぎると徐々に再生能力が下がっていく。
そして、物理に特化された分、毒や電流、暑さ等には人一倍弱い。
特に毒は彼女の再生を遅芽瑠には一番有効な手段だろう。
再生能力が極限に下がり、治らないまま傷を半日以上放っておくと段々とその部位が腐ってしまい、再生が不可能となる。

【過去】
「何でひとはひとをころすのかな」
育ちが良かった少女には未だ分からない問い。

__むかしにね、とおいむかしに。
おとうさまとおかあさまはおんなじおしごとをしててね、よるとか、いつもるなはおるすばんしてたの。
そのひもいつもどおり、おてつだいさんにえほんをよんでもらおうとろうかをあるいてたの。
でもね、とびらをだれかがたたいて、しらないひとがやってきた。
おてつだいさんといっしょにでてみたら、そのおにいさんは''くに''のひとなんだって。
「お嬢さん。申し訳ないですがこっちも仕事なんです」
とるなをみつけたっきり''じゅう''をこっちにむけて、こわいかおをしてた。

…るな、しってる。
___「万が一、国の人が来たら逃げなさい。その人達は私達を捕まえに来る怖い人達だから。」
おかあさまのことば、おぼえてた。でも、るなにはどうすればいいのかわかんなかった。

そんなときあらわれた、またまたしらないひと。
そのひとはおにいさんをあっというまにしずかにしちゃった。けど、まっかっかのままどこかへきえていっちゃった。
そのばにかえってきたおとうさまとおかあさまはびっくりしてた。
『その人はね、ルナを助けてくれたんだよ。この人が来なかったらルナは…やっつけられていた』
おとうさまがやさしいこえで、そんなことをいった。

「そっか!じゃあ、そのひとは……るなの''ひーろー''だね!」

___あれから幾程の年月が流れた事だろう。
全ての真実に気付いたのは少なくとも十を過ぎた後だった。両親は裏社会の人間で、戦死を遂げてしまった事も、全部。
お手伝いさんがおずおずと打ち明けてくれたのを今でも覚えている。
あっという間に自由の身になってしまった。どうすれば良いかわからなかった。あの時の様に。

だから私は両親の意思を継ぐように、震える手でナイフを握りしめ、お手伝いさんを手に掛けた。
だって マフィアは、お父様とお母様は、こうやって息をしているんでしょう?

……今更後悔したって遅い。なのに何故だろう、時々正義を疑ってしまう、何故?
「やるなら最後まで、ていねいに、つつがなく。でしょ?ねぇ、お母様。」

【備考】
仕事を終えた後は誰であろうと両手を合わせ懺悔を行う。
それが彼女にとっての敬意の示し方なのである。
これに関しては誰に何を言われようとやめるつもりはないらしい。
「__理不尽な死を遂げてしまった貴方に幸あらんことを」

【SV】
「初めまして、名前は…ルナ・エリオット。好きなように呼んで貰って良いし、お名前を覚えて頂かなくとも結構。どうかお見知りおきを」
「欲しいもの…?何だろう。…んじゃあ、可愛い服が欲しい。なんてね、意外だった?」
「私ね、誰かの心に留まるような人間になりたいんだ。俗にいう…ヒーローみたいに。私がそうだったように、私も誰かの心の支えになりたいし、誰かを救いたい。…マフィア向いてない??……む、そんなこと言わないでよ。」

【関係募集】
私の''ヒーロー'' 1名 (MODでも可)
「___やっと…会えた。私のヒーロー。覚えてないだろうけれど、覚えてないなんて、言わせないから。」
/「…えっ、?敵、なの。私がずっとずっと追いかけてきたその背中は、……いずれ戦わなくちゃいけないんだ、ね。」
恋仲になってくれる方 1名 (男女どちらでも可)
「__貴方といるとね、何だろう、心の内があったかくなる。ふふ、ずっと一緒に居てね。」
ルナと仲良くしてくれる方 何名でも!
「……これが''お友達''って言うのかな。…貴方は私のお友達に、なってくれる?」
きゅーとなクラシックメーカー様より。
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さん (91ixwbew)2024/2/22 23:27 (No.96081)削除
【名前】

Crow・Useless(クロウ・ユースレス)




【年齢】17

【性別】女
【所属】M.O.D



【性格】



物静かであり、全てを諦めた様な無気力な雰囲気が特徴的な少女。


完全に喋れない、という訳ではなく、話しかけられたら勿論受け答えはきちんとするが、幼い頃の癖から必要が無い限りは基本喋る事は少ない。
また、過去の経験から感情やその他諸々を抑え込む事が癖となっており、喜怒哀楽の感情も薄いどころか突然殴られたとしても怒らず、されるがままな状態であった。


しかし、それは過去の話。

“入団の為の儀式“を終え、所属した事、そしてM.O.Dというこの組織で揉まれた事によって、良い事か悪い事かはさておき、それなりに図太く成長した。
まだまだ感情自体は薄めな所はあるが、ちゃんと喜怒哀楽や自分の意思は出す様になったし、慣れた相手や心を開いた相手にはそれなりに砕けた会話も行うなど、漸く人らしい一面を見せる様に。
現在はやや飄々とした雰囲気が強い、素直クール系、と言った所。


組織に対しては例え能力目的であったとしても、自分を地獄から引き上げてくれ、居場所を与えてくれた場所と認識しているようで、それなりに恩を感じており、基本的には従順そのもの。






【容姿】


性別は女性であるが、元から痩せ気味である事、本人が無意識で選んだ服装が女物ではなく男物という事も相まって、喋りさえしなければ一見は痩せぎすな少年、といった装いと風貌をしている。


髪はやや艶のない黒髪であり、前髪はやや長めに、そして後ろ髪は頸に少しかかる程度に切り揃え、両サイドだけを鎖骨付近まで伸ばしたショートヘアのスタイル。
伸びてきた際は度々自分の手でざっくりと切っているとか。

そしてハイライトのない、所謂死んだ魚の瞳と言えるその双眼は月を思わせる金色をしており、どこか眠たげな雰囲気を漂わせる垂れ目の持ち主。
また、どんなに寝ようとも一向に消えないクマがある種のトレードマークともなっている。




服装はその名が示す様に頭に被ったハンチング帽から手袋といった装飾品を含め、靴、シャツ、ズボン、上着に至る全てが黒であり、黒でないのは基本彼女の瞳と肌くらい。
デザインは総じてシンプルな男性物であり、男装目的とかそういった意図は本人にはなく、ただ動きやすさや汚れても大丈夫な様にと実用性で選んだ結果である。
所属の証は目深く被った帽子。

女性にしては166cmと比較的高めの身長ではあるのだが、能力の関係もあってか脂肪が付きにくい為、同年代と比べると肉もなければ脂肪もない、といった体型なので、スタイルが良いかと言われたらやや微妙。
本人としては正直な所、女性らしい体型に対しては母親を思い出してしまうらしく、今のままで良いと考えているらしい。


イメージ画像はPicrewの「海ひつじ屋め~か~🐑」様をお借りしています!





【持ち物】


_小型のナイフ_

特になんて事はない、一般的な小型のナイフ。
日常用から仕事にまで、幅広く使用する為か、それなりに使い込まれており、彼女なりに手入れもしている様だ。
普段は鞘ごとベルトでズボン上から太腿に括り付けている。



_干し肉_

なんかの加工された干し肉。
細長く切られ、紙に包んで一纏めにされている。
空腹状態では能力の使用が出来ない為、仕事の直前に手早く食べたり、おやつや夜食に。



-銀烏のブローチ-

翼を広げた烏をモチーフとしたブローチ。
母親の唯一の形見らしいが、母親の形見という点は彼女にとってはどうでもよく、ただ純粋に自分の名前と同じ鳥なので気に入っており、大切にしている。






【能力】



「 Three bad eaters 」


鋭い牙と強靭な顎を持つ謎の生物を自在に操作可能とする、召喚系の能力。
召喚できる数は最大で3体まで。

普段は召喚者である彼女の影に潜んでおり、呼ばれた時にのみその姿を見せる。
能力名の通りどんな物でも喰らうのが特徴であり、彼女の“清掃”を遂行する上での頼もしいパートナー。
全匹そっくりなので正直、召喚者である彼女にも見分けは付いていない。


その姿は鋭い牙を持つ鰻とも、蛇ともとれる丸みを帯びた長い胴体を持つ生物の様な外見をしており、彼女の影に潜んでいる事もあってかその外見は牙も口内も、全てが黒一色。
目や耳にあたる器官は見受けられないが問題はない上、血の匂いに対しては特に敏感であり、その嗅覚の鋭さは鮫にも劣らない。
彼女曰く、触れた感触は「ツルッとしていて、滑らかで弾力のあるゼリーの様。」との事。


その大きさは基本腰までのやや大きめな大型犬ほどの大きさであり、加えて“彼等”がその身体を伸ばせるのは召喚者の影から2〜3m半までの距離、ときちんと範囲は決まっている。

基本的に満腹時や普段は大人しく、簡単な意思疎通も出来、忠実ではあるものの、空腹の際はそれなりに凶暴であり、下手をすれば主人たる彼女が噛まれかける程には言う事を聞かなくなってしまうとか。
尚、専ら動かない物を主に食べる為、逆に動き回る物相手は不得意らしく、戦闘には余り役立たない。


デメリットとしては仕事の際など、数時間なら問題はないが、6時間(6ロル)を経過するとそこを区切りとして徐々に動けなくなる程の強い飢餓感に苛まれる上、たとえ食べ物を幾ら口にしたとしても満たされる事はなく、一定の時間が経過するか、或いは”自ら“の一部を口にしなければ収まる事はない。
加えて召喚をする際や維持する為には彼女自身の得たカロリーを消費する為、何かしらを口にしなければ召喚自体も儘ならない等、自在に召喚できる訳ではないらしい。

また、彼女と影で繋がっているからか、この呼び出された彼等が何らかの攻撃を受けた場合は彼女も同様の痛みが走る。
そして使用者及び、“彼等”が耐えられないダメージを受けた場合は強制的に召喚が解除される他、召喚者の傷が全快するまでは再度の召喚も不可能となる。

そして見かけは異質ではあるものの、耐久度に関しては通常の人間と同程度。
胴体などの箇所であれば多少の殴る蹴る等の殴打には耐えられない事もないが、それが長時間に及ぶものであったり、また銃弾や刃物等の武器による攻撃には耐えるのが難しく、其処が頭部や口内などの弱点に近い個所であればある程弱くなっていく。

特に銃弾などは当たりどころが悪ければそのまま一発で一発退場、という事も。



【過去】


とある娼婦とその客との間に生まれた子供。
母親が中絶する程の金もなかった為に仕方なく、祝福もされずに産まれた彼女が、その後どんな扱いを受けてきたかはここに記すまでもない。


そしてその後、酒浸りになった母親に碌な世話もされない中、奇跡的に生き残れはしたが飢えに飢え、何でも良いから口にしたいと路地裏を彷徨っている最中に能力が開花。

そして幸か不幸か、そんな所を偶然通りがかり、彼女を目撃したM.O.Dのメンバーに“保護”をされた事がきっかけでこの裏社会に足を踏み入れる事となった。

尚、齢10であった彼女がその後、入団試験の為に手を掛けたのは、彼女とよく似た瞳の色の女性であったそうな。
その人物が誰であったのか、詳細を知るであろう彼女が語る事はない。




【備考】


普段は「Crow・Useless(クロウ・ユースレス)」と名乗るものの、実際の所彼女には本当の名前らしい名前はない。
そもそも、その由来も髪色が真っ黒であった彼女を「useless crow(役立たずの烏)」と罵ってきた母親の言葉がきっかけであり、実際に名前を聞かれて口に出たのがこの言葉だったとか。

現在は能力を使用した清掃を主としており、“抗争や殺人の現場の清掃、及びその他ゴミ”の後始末を引き受けている。
本人自身も掃除は得意であり、割と綺麗好き。時折暑い時期は水浴びもする。


能力の関係もあり、見た目とは裏腹に実は大食い。
質よりも量重視であり、特に今は手早く食べれて腹持ちもカロリーもそれなりにある揚げ物料理がお気に入り。



好物/食べる事、烏、高い場所から街を眺める事
嫌いな物/極度な暑さや寒さ、明るすぎる場所、匂いの強い物、酒


一人称/「わたし」「烏」
二人称/「貴方」「〜様」「〜サン」



【SV】


「 どーも、初めまして。クロウ・ユースレスと申します。......なんで、「役立たずの烏」かって? ......さぁ、そんな事聞いたって、貴方様の何の得にもなりやしませんよ。ただの、つまらない烏のお話ですから。」


「 どんな“ゴミ”だろうとなんだろうとお任せあれ、ってね。わたしの“相棒”はどんな物だろうと好き嫌いをしないんですよ、良い子でしょう? ほら、起きなさい、お前達、“仕事”の時間だ。」


「 知ってますよ。“あの時”のわたしは何もかもを知らない子供で、開花したての能力者、おまけに肝心の親は酒浸りで子に無関心と来た。これ程までに丸め込みやすい相手なんていなかったでしょうねェ。......でもね、例え其処に裏があろうと、わたしはそれでも感謝してるんですよ、あの時の私の地獄に手を差し伸べてくれたのはあの人達だけだったんですから。......ご存知ですか、烏って案外恩義に報いる鳥なんですよ?」



「 うーん、このお店のフィッシュ&チップスは絶品ですね。腹持ちも味も良いし、値段もお手頃。.........なんですか、そんな物欲しそうな顔をしたってあげませんって。.......あげませんよ?」




【関係募集】


・保護をしてくれた人/男女問わず1名

「 あの人に保護されなかったら、きっと今頃わたしは骨になって路地裏に転がっていたでしょうね。......読み書きとかも教えてくれましたし、えぇ、勿論感謝してますよ。」


・犬猿の仲の相手/男女問わず1名

「 目があった瞬間に思ったんですよ、コイツとは絶ッッッッッ対に気が合わなさそうだなって。......その後?勿論合いませんでしたよ。なんとも嫌な運命だ。」



・ぐだぐだ絡んでくれる仲の良い方/男女問わず、何名でも

「 なーんか、気が合うんですよね。話もですけど、一緒にいると不思議と心地がよくて。」



その他面白そうな関係でしたらなんでもOKです!!!
お気軽にお声がけください〜!!!!!
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さん (91hdczms)2024/2/21 17:37 (No.95954)削除
【名前】
本名 Sophia・Gardner(ソフィア ガードナー)
通名 Florist(フローリスト)
偽名 Evelyn(イヴリン)
【年齢】
12歳
【性別】

【所属】 
M.O.D
【性格】
“恐怖心からの選択放棄”
数々の選択の後、自身の大切なものを欠いていった彼女は選択を極度に恐れ強き者への奉仕とその者からの庇護を最期の選択とした。

能力行使以外での自己が希薄であり、他の人間と関わる際は不快感を与えない様当たり障りのないように演じる癖が付いている。
何をされても感情の揺れ幅が少なく自己表現が苦手で行わない為度々人形などと彌次られることも。
一般教養は余り持ち合わせておらずM.O.Dに入ってから猛勉し文字を読めるようになった(書きは依然苦手) 裏社会から学ぶ他無かった為か持ち合わせている知識も間違いや偏りが多く、ある程度の信用を持った相手の言う事を簡単に信じる為弄ばれることも暫々。

普段は拙いながらも敬語で相手のご機嫌を伺うように生きているが過去の体験からか能力行使時に条件反射で抑圧された感情が発露し幼児の持つ残虐性を全面に押し出したような性格となる。
強い者へ自身を委ねるという思考自体は変わらないものの普段とは違い表情をコロコロと変えながら我が儘を振り回す。
其の為か現在の庇護下に当たるM.O.Dのメンバーの前では能力の行使は命令がない限りは控えている。

【容姿】
身体…身長140cm体重35kg。
色彩…色が抜け落ちた白髪、瞳は蒼眼。
髪型…肩ほどまでに掛る程度のショート
服装…黒単色のクラシカルワンピース(肘丈膝下)にこれまた黒単色の厚底ブーツ。
刻印の施されていない黒のシグネットリングを右手の小指に嵌めている。(黒の装飾品)
【持ち物】
・茶色のレザーショルダーバッグ
・50ml血液が入った小ぶりな瓶×2…お仕事道具として外出の仕事が事前に通達された場合に限り二日前程から採取する。
(お仕事の時、バックに)
・質素なフォールディングナイフ×1…非常時に自傷する為。
全長:約16.4cm
折畳サイズ:約9.4cm
刃渡り:約6.5cm
重量:約46g
(常時、バックに)
・3号の包帯×1…自傷後の応急手当用に。
(常時、バックに)
【能力】
『血肉の庭師』
自身の血や他者の人体を媒介に育つ特殊な植物を操る能力。
植物の出現方法は以下の内容。
1.自身の血から急成長し生えてくる。(以降「台木」と記載)
・出血量に応じて成長具合が変わり、大凡20mlで街路樹程度(以降街路樹程度=4.5m)を生やすことが可能。
・血を別個保持した上で任意のタイミングで成長を始めることも可能。(時間が経った血の場合は出力が下がる)
2.他者の死肉から徐々に生えてくる。(以降「継穂」と記載)
・死体一つにつき街路樹程度まで1ロル使い成長する。 
・死骸の欠損部位などからも枝などを生成可能、欠損部位の一部から成長する場合は時間が掛からない。
以上の方法で生み出された植物を操るもので、植物故に炎には非常に弱いものの樹木を何層にも編み上げ銃弾を弾く鎧や触手のように高速で動かし肉を貫く矛にすることができるなど多様性に富んだ能力。

「台木」詳細
・自身の血からのみ生成可能、出血量に比例し樹木の成長上限が決まり成長上限以内であれば燃やされ灰になったり塵レベルで切断されない限りは再度成長可能。
・他の生物に自身の血が付着した場合、体外方向にのみ成長することは可能だが付着箇所から短時間(1ロル)後に自然と抜け落ち萎れ以降操作不可となる。
・一度成長した植物は術者本体が自由に操作可能であり視覚など五感を使わずとも認識を可能とし、視界内に捉えずとも操作可能。
・最高硬度はリグナムバイタにまで至り成長前に自由に設定可能、しかし一度成長仕切った場合は硬度変更が不可。
・台木で死体に触れた場合そこから派生し継穂を生成可能。
・炎や腐敗に弱いが他の能力ならば軽度の耐性を持つ。
・追加の血液を5ml追加することで5mlにつき一つまでの単一の指向性をもたせた命令が可能。
・個別操作でパフォーマンスを落とさないのは4つまでだが生成自体に制限はなく、チャンネル切り替えはスムーズ。

「継穂」の詳細
・死体関連からのみ触れることで(台木の例外あり)生成可能、成人済み死体一つでおおよそ街路樹ほどの大きさまで成長し成長速度は1ロル掛けて育つ。
欠損部位などからも生成自体は可能(成長は一瞬)で例えば抉った眼球などを投擲し能力を行使すれば擬似的な遠隔手段などにもなる。
・台木と連結された継穂は台木同様に知覚できるが継穂単体では知覚不可、其の為視界などに入れていないと操作が出来ない。
・炎や他の能力に弱いが腐敗には強く、またパワーや強度はないものの繊細で細かな分割や形の形成を行い作業代替することも可能。
・個別操作で作業代替など精密動作を行う場合は集中力がいるため一つまで(台木も2つに減少)
精密動作抜きならば台木とは別カウントで3つまでパフォーマンスを落とさずに操れるがチャンネルを切り替えるには台木か自身で触れ直しが必要。

総じて隙の少ない能力のように見えるが術者本人のスペックは下層の子どもと相違無く、幼子故に体外に出せる血液量も少ない為能力のスペックによるゴリ押しと器用さとセンスで大人の術者と争わなければならず長期戦や身体能力によるゴリ押しなどに弱い。
能力のセーフティーラインは総血液量の20%になる490mlであり、使えば使うほど出血性ショックの恐れがあり総血液量の30%となる735mlまでなると生命の危機に瀕する。

【過去】
革なめし職人と娼婦の間に生まれた3人兄妹の末っ子
上の二人(どちらも男)とは異父兄の関係で、長男は父の仕事を手伝い、次男は近隣の縫製店に奉公していたが、元より体の弱かった彼女は働こうにも働けず、酒浸りの父に気紛れで殴られる日々を送っていた
ある時、母親が馴染み客と駆け落ち。その時、暴力を受けたくないが為に母親が時折馴染みと会っていた事を話したせいで、逆に父親の怒りが爆発。絞殺されそうになった所を長男が父親を殴り殺す事で助けられたが、父親殺しの罪で長男は捕縛された
次男と共に路上生活者となり、自然とチンピラとのつながりが出来たが、次男が他のチンピラのシマで盗みを働こうとした際に一緒についていった事で足を引っ張り、チンピラに殺されかけるが、間一髪のところで自身は助かるが、次男は集団暴行を受けながら関わり合いを面倒がった仲間たちに見捨てられ、亡くなった。
救貧院で過ごすことになった彼女には、凡そ感情と呼べるものが希薄になっていた。幼く、力の無い彼女には、先に救貧院へ来た者達からの容赦ない「洗礼」が待っていた。食事は食べ残しを渡され、服は「先輩」の古びたものを着用することを強制される。それだけの仕打ちを受けても、泣きも笑いもしない彼女に業を煮やした「先輩」達は、同じ救貧院にいる男に彼女を襲わせる。殴られ、犯されかけるその瞬間、彼女の唯一の形見であるヤドリギで作ったお守りが引きちぎられる。それが、彼女の覚醒の瞬間だった。
救貧院の周辺をシマとし、稼ぎになりそうな娼婦候補を探しに救貧院を訪れたギャングの一人が見たのは、一面が朱に染まった救貧院と、その中庭で小さな人形にマザーグースを歌う血塗れの少女の姿だった。
自身の犯行とされたくなかったギャングは、彼女を調べ、彼女が能力者であることを突き止めた。その能力、そして従順な彼女に与えられたのは、拷問を終えた「話し相手」の処理だった。処理を淡々と行う中で、彼女は少しずつ感情を発露させていく。動けない相手を一方的に蹂躙する、今までなりえなかった強者の立場。それが、虐げられているだけの立場だった彼女が押さえ込んでいた感情を開放するきっかけとなったのだった。しかしその一方で、自身が再び虐げられる可能性を学んだ彼女は、「より強い存在に自身の動向をゆだねる」事で生き延びる方向へシフトした。
【備考】
M.O.Dでは拷問官を主な仕事とし時より暗殺や他組織との抗争などにも駆り出される。
好き…立場的又は能力的に劣るものを痛め付ける事。
嫌い…選択、虐げられること。
得意…拷問。
不得意…選択、自己表現。
一人称…私、イヴ(能力行使時)
二人称…〇〇様、〇〇さん稀に〇〇ちゃん〇〇君(能力行使時) 多種多様(拷問時)

【SV】
「…フローリスト 微力ながら皆様のお力になれることがございましたらお申し付けください。
M.O.Dに生かされる身、組織の手となり足となり矛となりましょう。」

「私に選択を迫らないで頂けると…私は弱く醜い人形故常に選択を違えてしまうのです。
もう私の選択で誰かを…、不幸にしたくないのです。」

「アハッ…ねぇねぇ痛い?痛い?………ンもぉ〜叫んでるだけじゃあ痛いのか嬉しいのかわかんないよぉ〜。
でもでも、これだけじたばたって陸に上がったお魚さんみたいにしてるってことは楽しいのよね?
私も嬉しいときはぴょんぴょんしたくなっちゃうもの!
……そうね そうだわ!待ってて、いまも〜と楽しいことを思いついたの!!
だからね だからね、まだ“喋らないでね?”」

【関係募集】
・マスター/M.O.D/男女不問@1
依存先を多く作ることが最大の自立である。
依存先の中でも個人の中で最大の依存先、貴方の言うことであればその多くを信じ便利な道具にだってなってみせる。

・蜿矩#/M.O.Dクラメットマフィア不問/男女不問@1
生き方や選択から逃げていなかったらきっと…もっと堂々と言えたのに。
依存とは別のナニカ、彼女が自覚する日が来るのかは誰もわからない。
けど、続くのならこの奇妙な関係性に……

・その他、関係性も募集してます!お気軽にこんなの組みたいと仰っていただければ!!!お願い致します!!!
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