≪クラメットマフィア≫
古くからイギリスの裏社会に根付いている由緒正しきマフィア。昔から数多くの宝を所有しており、イギリス王室とも関わりがあると噂されている。能力者に関しての知識も豊富で、行き場のない子供を攫っては自分の組織の一員として育てることがあるが、大半は教育についていけず、夢半ばで挫折する者が多い。しかし、這い上がれば裏社会で確かな地位を築けるので、自ら入団を志願するものも少なくない。秩序を重んじる傾向にあり、いかなる理由があろうとも、どんな立場であろうと組織に対する裏切りは許されない。見つけ次第、裏切り者は生きるよりも辛い目に合わせて始末をする。イメージカラー:白。
≪マジェスティ・オブ・ディストラクション(M.O.D)≫
ニューゲート監獄内で前身団体が結成、出所・脱獄を図った者達が中心となってホワイトチャペルで現在の組織として旗揚げされたストリートギャング。年齢・出自・思想一切の制限を持たない一方で、絶対的な実力主義と≪ヘッド≫と呼ばれるボスの命令は絶対服従を強いる強権的な一面もある。組織同士のリンチ・暴力沙汰も日常茶飯事で、ホワイトチャペルを根城に、周囲のギャングや小規模なマフィアとの小競り合いも多い為、ロンドンの犯罪組織では新顔ながら、組織として高い攻撃性・残忍性を有している。組織全員が黒い装飾品を着用する事が必須であり、入団の際には適当な相手を拉致・殺害してチームの略称である「M.O.D」を遺体の頭部に彫って≪ヘッド≫の元に持ち帰るという入団の儀式が存在する。イメージカラー:黒。
≪お宝≫
マフィアやギャングなど裏社会にいる者達が集める宝は、一般人が考える宝とは一味違う。ホープダイヤモンドのように所有者を不幸にする宝石だったり、逆に所有者を幸運に導く純金製のコップだったり、夜中絵の中にいる住民達が勝手に動いたりと、世間一般がいう曰くつきの宝だ。宝の数だったり、レア度によって組織の強さを周りに知らしめることが出来る。一つの宝により、無名だったギャングが一気に名を挙げたりすることはよくあるが、所有するということは狙われる意味でもあり、一部ではお宝を「デスグラシア」と囁き、災いとして扱うこともある。
≪ホープダイヤモンド≫
所有者を不幸にすると言われている45カラット以上あるブルー・ダイヤモンド。お宝の中では最高級品の一つとされている。かの有名なマリー・アントワネットも所有していたと言われており、結末は見ての通りだ。名前の通り所有者に希望を与えるはずだった宝石は、何故人々を不幸に導くようになったのか。それは未だ解明されていない。多くの裏社会の組織が狙っているが、有力候補とされているのはクラメットマフィアとマジェスティ・オブ・ディストラクション(M.O.D)とされている。
≪能力≫
国が迂闊に裏社会の人間を排除しかねている理由の一つであり、マフィアが強いとされている。欲望の大きさにより、能力の強さが変わっていく。手から火を出したり、獣に変貌したりと科学では説明できない力を指す。しかし、どの能力にも弱点が必ずあり、必ずしも万能という訳ではない。